マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。被写体は鉱物標本/ルース。猫も撮ります。ヘンなレンズが多いです

レンズ

女性的な響き ミランダマクロン

かつて、ミランダという古い国産カメラメーカーがマクロレンズを出していた。そしてそのマクロの名を『マクロン(Macron)』という。 どこかの雑誌でその名前を垣間見てからというもの、いずれ機会があったら手に入れたいと思い続けていたレンズだった。 ミラ…

DマウントZUNOWたちと代替Dマウントリアキャップ

ズノーのDマウントシネレンズは美しい。とくにエルモ8用に作られたF1.1シリーズはシルバーの鏡筒がプラチナのようだ。そう思って集めていくうちに仲間たちが集まってきたので家族写真。左から13mm、38mm、6.5mmとなる。金属とガラスで作られたお姿はただただ…

TOMINON 銘のマクロレンズ

富岡光学は不思議な会社だ。戦前戦後にかけて存在した光学メーカーで、数多くのレンズを世の中に供出してきた。今では京セラオプティックとなっているが、富岡光学の技術継承は実感できないと、もと京セラ勤務の方が書いた本で見た。 その多くはOEMとして他…

KONICA UC Zoom-HEXANON AR 80-200mm F4

わたしは等倍に満たないブツ撮りにニコンの『Zoom Micro Nikkor ED 70-180mm F4.5-F5.6D』。通称『ズームマイクロニッコール』を使うことが多い。0.5倍くらいまでの被写体で三脚を使えるのであれば、このレンズはほとんど文句のつけようがないくらい便利なレ…

チープなり、CSマウントレンズ

CSマウントというのは主に産業、工業用カメラなどに使われる。小さい素子にできるかぎり都合の良い焦点距離を合わせるため、フランジバックが12.5mmと極端に短い。 CSマウントは比較的新しいマウントで、ひとつ前のCマウントと比べよくいうと作りがより現代…

日本最古のマクロ専用レンズ? Macro-Topcor

マクロの茨道に踏み込んでからというもの、機会があれば手に入れようと思い続けていたレンズのうちのひとつ。それが某氏の家から、ひょっこりとわが家にやってきた。貴重なレンズの多くは見知らぬ人からではなく、顔見知りになった方から。あるいはその筋か…

現役販売のマニュアルニッコール Ai-s Nikkor 50mm F1.2S

いつか新品で買おうと思ってのびのびになっていたレンズ。 Ai-s Nikkor 50mm F1.2S1978年に発売されてから、今に至るまで変わらぬレンズ構成で、新品として店頭販売されているレンズ。ようやくお迎えすることができました。 シリアルは420000番台。某有名カ…

Canon XI 100mm F:1.5

キヤノンのXIシリーズというのはいくつか種類があって、いずれもX線撮影のために作られたハイスピードレンズです。100mm.F1.5の他には、・50mm/F0.75・65mm/F0.75・75mm/F1.3・77mm/F1.1・90mm/F1.0などがある。 そのすべてが無絞り、ヘリコイドなしの仕様な…

好きなEL-NIKKORは135mm

好きなEL-NIKKORは? といわれたら、しばらく悩んでこれを選ぶかも。 EL-NIKKOR 135mm F5.6。 これには新旧あって、向かって右が新型で、左側が旧型。 刻印はないけれども、付属の箱には「EL-NIKKOR◯◯」の最後に ◯で囲んだ「N」がつく。 外観は違うけれどもレ…

1.5倍ズームレンズ SIGMA 24-35mm F2 DG HSM Art を購入

先日、仕事帰りに、秋葉原のヨドバシカメラに出向いてレンズを購入した。 SIGMA 24-35mm F2 DG HSM Art。 1.5倍ズームでF2通しのフルサイズ対応レンズ。 ここ最近のシグマはDPシリーズの奇抜なコンパクトデジタルカメラ群といい、 先に出たAPS-C用、F1.8通し…

謎多きマイクロ/複写用/製版用フジノン

1950年代前半から1970年代中程にかけて 生み出された三種の産業用フジノンがある。・APO FUJINON ・FUJINON SUPER MICRO ・FUJINON-XEROXこれらはマイクロフィルム用。製版用に作られたレンズで、 当時のカタログの隅に名前が見受けられるくらいの、 なんと…

FUJINON・A 1:9/180

フジノンAは大判用のマクロレンズだ。 マクロとは書かれていないけれども、 複写近接用に設計され、RGBの色収差を補正したアポクロマートレンズ。 フジノンの大判レンズには「マクロ」という直截な記載は(いちおう)存在しない。このシリーズで180mmはもっと…

FUJINON-TV 25mm F0.85 アトムレンズ

あやしいフジノン。 その名もFUJINON-TV 1:0.85/25。 Cマウントの産業用ハイスピードレンズ。フジが出しているこの手のレンズは正確な資料がなく、 そのすべてを『あやしい』と表現するしかない。 いまだに何だかよくわからないフジノンはいくらでもあり、 …

ウルトラマイクロニッコール

マクロ者にとっての仏像。 高倍率マクロ者にとっての仏舎利。 見かけたら敬意を感じずに入られない一本といったら、 わたしはウルトラマイクロニッコールを挙げる。赤本導師のサイト『RED BOOK NIKKOR』見てからというもの、 いつかはこのレンズを一本でもい…

PENTAX Qとわたし

前々から気になっていたカメラを買った。 ニコンではなく、ペンタックス。 わたし初のミラーレスカメラとなる『PENTAX Q』だ。 マグネシウムの堅牢ボディである初代Qのホワイトと、 単焦点、PENTAX-01 STANDARD PRIME。 ズームレンズ、PENTAX-02 STANDARD ZO…

LensBaby 3G

お安かったので手が勝手に『LensBaby 3G』を買ってしまう。 ある種のアイテムにのみ反応するエイリアンハンドシンドロームなので仕方がない。レンズベビーはいわゆるトイレンズではあるけれども、 かなり出来のいい部類のトイレンズとして知られている。 楽…

レンズ試し撮り

この週末、東京は大雪で予定が全部なくなってしまった。 かといってどこかに行くこともできないので、 自宅でじめっとレンズの試し撮りをしていた。 もとはといえば、EL-NIKKOL80mm F5.6がいくつか発見されたので、 ひさしぶりに性能を確かめてみたい。とい…

高倍率マクロレンズ

わたしはもともと手持ちの石を撮りたくて、コンデジを買った。 それが当時接写に強いとされた『リコーR10』。 しばらくは満足していたのだけれども、そのうちWEBにあるような写真が撮りたいな。 と思うようになり、一眼レフとタムロンの90mmマクロレンズを購…

ウクライナのシフトレンズ(前編)

PCS ARSAT H 35mm F2.8。という謎のシフトレンズを格安でゲットした。 ウクライナという元共産圏からのお越しで期待大。 じつのところズームレンズで体験したことはあるものの、 35mmという単焦点は初めての体験。 そして、シフトできるベローズは使っている…

ウクライナのシフトレンズ(後編)

というわけで『PCS ARSAT H 35mm F2.8』の実写テストなど。 ※基本ISO-100。jpg無加工(回転のみ)そのへん。F8まで絞って。 オニユリ。F5.6 水面。F4。よく見るとザリガニと魚がいます。 遠景。F16。これは元画像が暗かったのでトーンカーブのみ修正。 バラ。F…

Medical-NIKKOR・C Aute 1:5.6 f=200mm

「メディカルニッコールの写りは…普通でした」と某所で聞いていたのだけれども、一度くらい使ってみたいなー と思い、ずいぶん前にお安く手に入れた。 カビがあり、コードや電源系等その他もろもろがないので、 試写も本来の実力ではないと断っておきますね…

ふたつのAF24mm F2.8単焦点

一時期、APS-Cでやや広角の単焦点を安く手に入れたいと思い、 24mmと28mmを集めていた時期があった。 ニコンがDXレンズで広角単焦点を出してくれていれば、 こんなことはしなかったのだけれども、 なぜかDXレンズの広角はズームばっかりなのだ。 結局、あま…

使えないレンズ フジノンR 200mm F1.5

ほぼマクロ専門のわたしだけれども、 ヘンなレンズがあるとお値段とお財布と相談をする。 もちろん、手に入れたそのすべてが使えるわけではない。 手に入れて笑うことが主とした動機だ。 画質的な意味で使えないものもずいぶんあるし、 物理的に装着できなく…

いまさらのズームマイクロニッコールレビュー

ズームマイクロニッコール。 「Ai AF Zoom Micro Nikkor ED 70-180mm F4.5-F5.6D」は、 1997年9月(10月?)から2005年の期間に販売された。 まだデジタルカメラが一般的ではなく、 ニコンF5が1996年10月に発売されたばかり。 フィルムカメラの絶頂期に発売され…

ライツの絞り付き対物レンズ

わたしの常識だと、顕微鏡というものはスライドグラスに資料の切片を載せ、 場合によってカバーグラスという薄いガラスでサンドイッチにしたものを見る。 小、中学校ではそのように習った。 倍率が高い対物レンズを使うさい、レンズを近づけすぎてカバーグラ…

EL-NIKKOR 105mm F5.6

D90/BORG M42ヘリコイド[7842]/BORG M42P1→M39変換アダプタ[7844]/ペンタックスM42延長チューブSⅡ レンズは格好をつけて色を入れています いまさらわたしが書かなくともRBNで完全に紹介されているのだけれども、 やはり使ってみたらレポートを書かなくてはな…

FUJINON-EFC 1:6 65

何に使ったのかわからない産業用レンズシリーズ。 フジノンEFC 65mm F6(固定)。 ものすごく使いづらいことこの上なし。 なのであまり使い込んでいないけれども、残念ながら通常のマクロ使用の中では特筆すべきものはなかった。 何が使いにくいかというとマウ…

Micro NIKKOR 60mm/F2.8G

わたしのメインレンズであり常用レンズです。 ブツ撮り。猫撮り。ポートレート。スナップと、わたしのカメラ使用用途が、等倍以上の高倍率マクロを除き、ほぼこの一品でまかなえます。 このレンズがいかによいレンズであるかは、WEBでカメラを扱うサイトでは…

ぼろぼろなマイクロニッコール55mm/F3.5

ジャンク扱いでMicro Nikkor 55mm F3.5を手に入れた。 ピントリングのゴムはない。フィルターのガラスはなく枠が歪んで外せない。 外装のスレは無数。レンズの前玉後玉にはびっちりとホコリが積もっていて、これを取り除く薄いとキズが出てきた。 救いはカビ…

EL-NIKKORふたたび

前の日記で『EL-NIKKOR80mm F5.6はなんかモヤってる』と感じてしまったので、 今日の朝方ちょっと家を早くでて試写という名の猫撮影に出るなど。 D90にヘリコイドアダプタを介してEL-NIKKOR 80mm F5.6を順に装備する。 わたしのヘリコイドはBORG【7842】なの…

EL-NIKKORあれこれ

[上段左]旧型EL-NIKKOR 50mm/F2.8 [上段右]旧型EL-NIKKOR 80mm/F5.6 [下段左]旧型EL-NIKKOR 50mm/F4 [下段中]旧型EL-NIKKOR 75mm/F4 [下段右]旧型EL-NIKKOR 105mm/F5.6 引き伸ばしレンズのいいところはピントあわせ機構がないため小ぶりなところ。 そして、…

AF NIKKOR 50mm F1.8Sのようなもの

AF NIKKOR 50mm F1.8Sのようなもの。と書いたのは、以下の点から。 ・マウントはニコンFマウント。 ・F1.8〜22。 ・NIKONのロゴどころか絞り値と距離計以外の文字情報がない。 ・AFカップリングはあるものの、自動絞りユニットがごっそりない。 ・手持ちのAF…

マクロセツゾクリング

マクロセツゾクリングはNIKONの拡大撮影装置『マルチフォト』にマクロニッコールを接続するためのアダプタです。 マクロニッコールだけではなく、EL-NIKKORなど引き伸ばしレンズ規格であるM39のネジマウントをFマウントにするためのアダプタで、Fマウントで…

ビッカーズ

ビッカーズといえば四角錘のダイヤモンドを物体に押し付け、できた窪みの深さで硬度を測る基準でおなじみですが、こちらは対物レンズ。 じつはレンズの額面どおりの情報以外は何もわからない。 硬度でおなじみビッカーズと関係あるのかもわからない。シャー…

マイクロニッコールとマクロの魅力

Micro Nikkor P-Auto 55mm F3.5 マクロ撮影といえばNikonという称号をほしいままにしたマクロレンズです。 この55mm/F3.5のマイクロニッコールはさまざまなバージョンがあって、 さらに後期にはF値が2.8になったマイクロニッコールもあります。 いろいろなマ…

誰でも一度はアメジストにハマる(はず)

石オタとしてハマりはじめにアメジスト。とりわけルースをとにかくいっぱい密集させたい。 という奇妙な衝動があった時期があって、いまだに何にするわけでもなくザクザクとアメジストがたくさんある。このころはすでにパワーストーンなんてイワシの頭だと思…

FUJINON-M 6.3cm F3.5の実写テストそのに

現在わたしが把握しているフジノン-Mの存在はは下記よっつ。 たまたまわが家ではふたつを保護しており、 うちふたつは赤本導師のサイトで確認できます。FUJINON-M 38mm F5.4(固定絞り) FUJINON-M 50mm F7(固定絞り) FUJINON-M 6.3cm F3.5 FUJINON-M 7.7cm F8…

AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G

じつは発売日の昼に、こっそりアキヨドでゲットしてきました。 わたしが買った後、バックヤードにもう箱がよっつしかありませんでした。 もしかしたら発売日当日は、売り切れ店舗もあったかもしれませんね。DXフォーマットで待望の標準マクロということなの…

謎の工業用(?)レンズ。フジノンM

以前こちらでも紹介した『フジノン-M』という『Mシリーズ』ですが、非常に謎の多いレンズです。 というのも情報がまったくない。 早くも「FUJINON-M」で検索するとこのサイトが出てくるくらい、情報が出回っていない。ニコンに比べてフジの工業用レンズとい…

工業/産業用レンズという機材 =FUJINON-M 1:8 f-7.7cm=

なんの縁があってか、工業用のレンズというものの魅力にやられていて、 オークションや中古カメラ点などでたまに出る、謎のレンズというものが大好き。 ピント調節のためのヘリコイドなどがないものが多く、 多くは絞りのみ。中には絞りすらないものもある。…

エルンスト・ライツ・ウェツラーのマクロレンズ

カメラで『ライカ』といえば誰でも知っているドイツのメジャーブランド。 おそらく世界でもっとも有名なカメラといっても過言ではありません。 エルンスト・ライツ・ウェツラーはそのライカの産みの親で、 「ライツ(Leitz)のカメラ(Camera)」ということでラ…

シネレンズ

わが家でいちばん明るいレンズ。というとこの子になります。 ZUNOW-ELMO Cine 1:1.1 f=6.5mm 今はなきズノー光学がエルモの8mm用に作ったレンズです。Dマウントという大昔の8mm用ネジマウントで、15.875mmというハンパなネジ口径。 さらにフランジバック(マ…

時代遅れの接写拡大撮影

カメラの世界には『等倍』という言葉があります。たとえばわたしの使っているD90では、 フィルムに相当する撮像素子の大きさが、 22.3mm×14.9mmの長方形です。ここに、同サイズ22.3mm×14.9mmの大きさの被写体がまるまる写る。 これが『等倍撮影』となります…

いわゆるマクロレンズ

わたしがデジカメの世界に入ったきっかけは石でした。 いかにして手持ちの石どもを大きくキレイに写すことができるか。 目的はそれに尽きました。何を置いてもまずはマクロレンズの入手が急務となり、 下記マクロレンズを手に入れました。【TAMRON SP AF90mm…