マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。鉱物標本写真/ルース。猫も撮ります。マクロレンズと産業用の変なレンズが多いです

撮影機材

高倍率マクロ撮影者としては三脚より撮影台が重要なんだけれどもなんだかんだで集まった三脚メンバーを紹介するぜ!!

鉱物撮影の高倍率マクロ撮影者としての結論は「三脚不要。撮影台をガチガチに固めろ」なんだけれども、一般撮影や旅行。部屋の中でのブツ撮りなどで三脚に頼らなくてはならないシーンがいろいろある。そんな理由をつけて一本、また一本と増えては減っていき…

Zマウントアダプター

Z5を導入してから、やっぱりFマウントの数々のレンズが使いたい欲が出てくる。でもまあわたしが持っているGタイプレンズは数本。たいていは古いマニュアルレンズと、Dタイプが数本。どうせDタイプはAF使えないし、ニコン純正のZマウントアダプター『FTZ』を…

ミノルタの引き伸ばしレンズ C.E.ROKKOR 或いは C.E.LENS

引き伸ばしレンズというのは本来、フィルムの画像に光を当て、フィルムによって作られた情報を余すことなく印画紙に焼き付けるための拡大レンズのことをいう。その思想は情報を損ねることなく忠実に拡大する――つまりマクロレンズだ。であるから、マクロレン…

Nikon D850の『カスタムピクチャーコントロール』が激アツとわたしの中で評判

(※初出の作例写真に間違いあったので2020/3/31 19時54分訂正しました。ごめんなさい) とくに何もすることのない、D850に指紋を付けるだけの自宅待機の中。ふと使っていない機能に目が止まった。『カスタムピクチャーコントロール』だ。 普段、わたしは『ピク…

Peak Design『アンカーリンクス』銀一モデル

みんな大好きピークデザインのアンカーリンクス。好きなストラップを好きなカメラにワンタッチで交換できる、カメラガジェット好きのみならず実用的にも優れもの。中華製の安い物もあるけれど、どうもカメラ側に付けるアンカーの質がよくないとのこと。高価…

Nikon F3の視度補正レンズにコシナがジョリーフィットな件

わたしは近視のためメガネを着用しているのだけれども、遠くのものをそれなりに見えるようにして、近距離の性能はPCディスプレイが見える程度に抑えている。あまりジャスピンにすると目が疲れるらしいのだ。とくに手元だと-1~2Dくらい足りない。 実際にシミ…

ニコンミュージアム企画展『幻の試作レンズたち ―ミラーレス Z 7がとらえた魅惑の描写』に行ってきた

ニコンミュージアムはわたしみたいなマイノリティの心に刺さる企画をやってくれる。しかも入場無料のミュージアム。本当にいいんですか!? と思いながら毎回足を運んでる。 「Nikkor-S Aute 105mm f/2.8」 『ニッコール千夜一夜物語 第五十一話』に出てきたソ…

ニコン研究会 東京グランドミーティング スーパーマニヤの集い 顕微鏡の夕べ

先日行われた『ニコン研究会 東京グランドミーティング スーパーマニヤの集い 顕微鏡の夕べ』にわたしも参加を許されることになり、喜び勇んで参加してきました。スーパーマニヤでもなく顕微鏡もマスキングテープでデコるくらいミーハーなわたしですが、こん…

ミツトヨの無限補正対物レンズ M Plan APOシリーズ

対物レンズを使った撮影をする人の間で人気があるのがこれ。ミツトヨの『M Plan APO』シリーズ。日本ではそれほどなじみがないのだけれども、海外のマクロ撮影に思いつめた虫屋さんたちを中心にこのレンズは評価されました。 なぜかというと「写りがシャープ…

ニコンの金属観察用有限補正対物レンズ『M Plan』シリーズ

わたしみたいな「石の表面を観察&撮影したい」者にとって、対物レンズはルーペよりも観察しやすく肉眼を越えた高倍率の世界を覗き込みやすい。撮影においては通常のマクロレンズよりも高倍率での撮影に適しているという意味で、避けて通りにくいジャンル。 …

Nikon 購入者全員プレゼントのカメラバッグ

特に狙って買ったわけではないのだけれども、D850を購入すると全員プレゼント+抽選プレゼントの応募チャンスがあるというので申し込んでおいた。 すごいなニコン。D850はかなりのバーゲンプライスでの発売だったのに、こんな全プレまでやってくれるとは。 そ…

ベルボンの外付け赤外線リモコン Velbon 『Twin1 R4N』

D850を導入したものの、今まで使えていた赤外線によるリモコンが本体対応しておらず、しばらく高倍率マクロに使えず悶々としていましたがもう大丈夫。10ピンターミナルにちょこんと装着する赤外線受光器のものをベルボンが出していたので、さっそく取り寄せ…

ジョリーナイスD850

ようやく手にすることができました。D850。ミラーレス台頭かまびすしい昨今のカメラ事情を考えると、わたしにとってD850は『終のデジタル一眼レフカメラ』となるような気がします。次にカメラを導入するならニコンの新マウントミラーレスに移行するのかなと…

またニコンミュージアムにいってきた

二度目のニコンミュージアム参り。前回はオープンのさいに行ってきた。 今回は特別展でニコンの試作機たちがズラリ。しかも、実在すら定かではなかった幻の『試製 Macro-NIKKOR』が出ているというので、時間を作って品川へ向かった。 ニコンのマクロレンズは…

手にするとは思ってなかったカメラ『FUJIFILM X100』

このカメラが出たのは今から六年前。APS-Cの撮像センサーと、フルサイズで35mm相当になる23mm f=2の単焦点レンズを備えた高級コンパクトデジタルカメラとして、その性能もさることながらクラシカルで品のある趣が話題となった。 わたしの記憶だと最安の実売…

TOMINON 銘のマクロレンズ

富岡光学は不思議な会社だ。戦前戦後にかけて存在した光学メーカーで、数多くのレンズを世の中に供出してきた。今では京セラオプティックとなっているが、富岡光学の技術継承は実感できないと、もと京セラ勤務の方が書いた本で見た。 その多くはOEMとして他…

Manfrotto コンパクト三脚 Befree one

連泊での旅行予定があるので、トラベル三脚的なものを導入した。ブツ撮りに使用している三脚は一応カーボン製で軽くはあるのだけれども、雲台とクイックシューなどをつけると全長60cm。重さは3kg近くなってしまう。体力に自信がないわたしが、考えただけで疲…

NIKON OPTIPHOTのLED化

ニコンのシステム顕微鏡、オプチフォトのハロゲンランプが焼き切れてしまい、ちょうどいいのでLEDランプにしようと適合しそうなものをいろいろ購入。 画面中央下が本来のオプチフォトについていたハロゲンランプ。規格は12V50Wで、口金がG6.35というやや特殊…

チープなり、CSマウントレンズ

CSマウントというのは主に産業、工業用カメラなどに使われる。小さい素子にできるかぎり都合の良い焦点距離を合わせるため、フランジバックが12.5mmと極端に短い。 CSマウントは比較的新しいマウントで、ひとつ前のCマウントと比べよくいうと作りがより現代…

ミノルタ オートコード

ここのところ仕事でデジカメを使いまくらなくてはならない日々が続いているせいか、やけにフィルムカメラが恋しくなってきている。どれくらい恋しくなっているかというと、二眼レフがいとしくなってくるくらい。かつて一大帝国を築いた、国産二眼レフ。頭文…

【不完全版】NIKON F3でポラロイド npc PROBACK by forscher の使い方

ニコンミュージアムに行ったせいか、こういうものが無性にいとしい。 これはフィルムカメラの金字塔『NIKON F3』の裏蓋を換装することによって、 なんとF3の機能をフルに使えるレンズ交換式ポラロイドカメラとなる装置。 かつて、プロカメラマンたちの必携の…

NIKON MUSEUMに行ってきた

品川駅より歩いて数分のところにある、『品川インターシティ』。 ニコンミュージアムはここのC棟に現れた。 2017年に100週年を向かえる光学業界のトップブランドは、 それにむけて着々と盛り上がりを増しているようだった。 わたしもニコンファンとしては一…

PENTAX Q / Cine-NIKKOR f/1.9 13mm

相変わらずペンタQはシネレンズばかり使っている。 写りや便利さでいえば当然純正のAFレンズなのだけれども、 古いDマウントは本当にかわいいので仕方がない。シネニッコールは球面収差が旺盛で、 開放だと何を撮っても周辺がボケて楽しい。 しかし、思って…

変倍アングルファインダー『DR-6』

バリアングルやチルト液晶がうらやましくならないよう、 ちょっと前からアングルファインダーを使っている。 というのはもちろんウソです。さまざまなデジタル一眼カメラに可動液晶が搭載されるようになった今、 真っ先にディスコンとなるのがこのアングルフ…

PENTAX Qとわたし

前々から気になっていたカメラを買った。 ニコンではなく、ペンタックス。 わたし初のミラーレスカメラとなる『PENTAX Q』だ。 マグネシウムの堅牢ボディである初代Qのホワイトと、 単焦点、PENTAX-01 STANDARD PRIME。 ズームレンズ、PENTAX-02 STANDARD ZO…

Nikon F フォトミック FTn

実用することがないとしても買ってしまうこともある。 こうなってくると、いよいよ「わたしはコレクターではありません」 とはいえなくなってくる。 でも人って何かしら集めていたりするものじゃない? 的な回避もまだできる。世の中には、 「写真を撮るため…

リトルニコン EM

ほぼデジタル一辺倒のわたしなのだけれども、 何かの拍子でフィルムを使いたくなるときがある。 が、しばらくその拍子がなかったので、 この小さくてかわいいカメラにフィルムを詰めることはなかった。リトルニコン。 なんてかわいい響きなんだろう。 1980年…

はじまりのカメラ RICOH R10

わたしはもともと文字書きで、むしろ写真は嫌いな立場だった。 ある日、10年以上も書きためた文章の容量が写真一枚にも満たない。 そう知ってからというもの、なんだかよくわからない逆恨みを抱いていた。 高校時代は写真部的な部活に属していたにもかかわら…

D600とベローズ

ショック。 よーしパパD600でアオリ撮影するぜランララン。 とか思ってPB-4を引っ張りだしたら、 軍艦部が干渉して装着できない… ※ちょっと無理すれば装着はできるけれども軍艦部がコスれる… すわまさか。と、PB-5を試すもこれもダメ。 ※これもちょっとイヤ…

EL-NIKKOR 105mm F5.6

D90/BORG M42ヘリコイド[7842]/BORG M42P1→M39変換アダプタ[7844]/ペンタックスM42延長チューブSⅡ レンズは格好をつけて色を入れています いまさらわたしが書かなくともRBNで完全に紹介されているのだけれども、 やはり使ってみたらレポートを書かなくてはな…