マダカスカルよりお越しのホランド鉱入り水晶。
俗に『スタークオーツ』と呼ばれる水晶さんです。
星入り水晶という風情に引かれて購入したものですが、
よく見ると星というよりウニみたいですね。
やはりこうした内包物。インクルージョンの面白さにおいては水晶にはかないません。
いわゆる宝石の世界では、こうした不純物はあまり歓迎されないけれども、
鉱物標本趣味の世界では確固とした地位を持っている。
不純物やキズやヒビも含めて、手持ちの石を愛するのはコレクターの懐の深さ。
といえば聞こえがいいけれども、そうしたものたちはちょっと安い。
わたしのような貧乏コレクターでも楽しめる世界です。
とはいえ不純物のおかげで価値が上がる場合もあります。
このスタークオーツもそうですが、パパゴ石入り水晶など高くてわたしには買えません。
パパゴ石は幻想的なブルーの石なのですが、
これが入った水晶は小指の先ほどのもので美結は万を超えます。
貴産で産地が限定されしかも美しい。
マニアがよころぶ条件が揃っています。
スタークオーツは万を出せばそうとういいのが買えますが、
わたしのようなサムネイルコレクターにとっては指先サイズから、
掌で包めるくらいのサイズのほうがいい。
安いのもありますが、保管場所に困らないからです。
安いからとヘタにキャビネットサイズを買うと、
置き場所に困って漬物石になる可能性があります。
石を手に入れるときはサイズもよく検討しましょう。
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