マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。被写体は鉱物標本/ルース。猫も撮ります。マクロレンズとヘンなレンズが多いです

シネレンズ

Cine lens

わが家でいちばん明るいレンズ。というとこの子になります。
ZUNOW-ELMO Cine 1:1.1 f=6.5mm
今はなきズノー光学がエルモの8mm用に作ったレンズです。

Dマウントという大昔の8mm用ネジマウントで、15.875mmというハンパなネジ口径。
さらにフランジバック(マウント面からフィルムor撮像素子面までの距離)は12.29mm。
ほとんどのレンズ交換式カメラでは使えないレンズです。
ただし、フィルター枠をとりつけるフロントスレッドが27mmですので、
わたしはこれをステップアップリングでかさ上げして、リバースマクロとして使います。
コンデジを改造してむりくりマウントもします。

ズノーのF1.1レンズといえば、今から50年くらい前のあこがれのレンズでした。
もちろんわたしはまだ存在すらしていない時代ですが、
ニコンをはじめカメラメーカーがF1.2の大口径レンズをこぞって出し始めた時代。
ズノーはニコンやフジといった大手と比べるまでもなく小さな会社で、
吹けば飛ぶような存在であったと伝え聞きます。
そんな会社が大手をおさえて明るさで勝つ。
今でも伝説のズノー50mmF1.1はマニア垂涎とのことです。

わたしもM42ネジマウントのズノー50mmF1.1は欲しいのですが、
めったに市場に出てこないばかりか、値段が高沸しているので手が出ません。
たまたまわたしにも手の出るお値段でこのシネレンズが出たので、
使える使えないにかかわらず手に入れたのを覚えています。

このレンズは6.5mmという恐ろしい広角に見えますが、
フィルムサイズの小さい8mmです。
ざっくり4.3倍くらいの画角になるので35mmフルサイズ版で換算すると28mm程度です。

このレンズはエルモの高級8mmカメラ「8RT」につけられた一本で、
当時はズームレンズなどなかったので、ターレット式で三本のレンズがついており、
それをくるくる回して適切な焦点距離で撮影をする。というものでした。
F1.1のレンズがそれぞれ6.5mm/13mm/38mmと揃っているのですが、
いつか残りの二本も手に入れたいと思います。
三兄弟ですからいっしょにしてあげたいものです。 

じつはイトコである『ZUNOW Cine 1:1.9 f=13mm』などは持っているのですが、
こちらはヤシカの廉価版に使われていたもので、F値が1.9となります。
Cine lens
この日記を書いている途中に思い出し、
背景や照明などを撤収してしまった状態でやっつけで撮ったので荒いです。
「1.9」の文字が暗がりに隠れてしまったのでHDR風に加工して、
むりくり浮き出させました(汗)

Dマウントのシネレンズは使い道がほとんどないので、
一般的には置物状態で市場価格も安いです。
しかし昔のレンズは今のレンズにない風格があり、
コレクションとしてもっと評価されてもいいと思うんでけどね。

もっとも、わたしは安いという理由でシネレンズを買っているので、
あまり価格高騰しても困るのですが・・・(苦笑)



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