マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。被写体は鉱物標本/ルース。猫も撮ります。マクロレンズとヘンなレンズが多いです

蛍石と蛍光。あるいはフローライトとルミネッセンス

イギリスはロジャリーマインよりお越しの蛍石さん。
横幅20mmくらいのこぶりな結晶。
これを『FUJINON-EX 1:5.6 f=90mm』をベローズに乗せて取りました。スタッキングは16枚くらい。
Fluorite

スタッキングというのは、手前から奥までわずかにピントをずらした写真を、
PC合成で一枚にすることで、俗に『深度合成』と呼ばれています。
一枚一枚画像を積むことからこの合成をスタッキングと呼ぶことがあります。

画像で説明すると、上の写真は下の写真を合成して作っています。

…ちょっと変化がわかりにくいですが、1番がもっとも手前にピントを置いていて、
16番がいちばん奥のほうにピントがあります。
機会があれば、今度はもっとわかりやすい写真を用意します…

ロジャリーの蛍石ですが、強い蛍光を示すことでおなじみです。
強蛍光の蛍石といったらロジャリーといってもいいくらい有名です。
こちらが紫外線照射状態の蛍石
Fluorite ※Exposure to ultraviolet radiation
モニター環境にもよりますが、この写真の光り方はずいぶん本当に近いです。
この蛍光は紫外線を照らさなくなるとすぐさま消えてしまいますが、
中国の蛍石には紫外線照射後もしばらく光り続ける『燐光』の性質をもった蛍石があるとか。
残念ながらわたしは見たこともありませんし、それらしいものも人工物のような感じでした。
ぜひ一度見てみたいものです。