マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。被写体は鉱物標本/ルース。猫も撮ります。ヘンなレンズが多いです

カバンサイト

Cavansite

インドのプネー(Pune)よりお越しのカバンシ石さん。
はじけたような放射状の姿と、ヌケのよいブルーでおなじみ。
価格も手ごろで見栄えがいいので鉱物を取り扱う店ではおなじみ。
原石コレクターならばひとつは持っているだろう。

その昔、カバンサイトといえばアメリカで少量しか発見されなかったのだけれども、
いつのころかインドで一大鉱床が発見され、
それからというものカバンサイトといえばインド、プネー産が寡占状態。

どういうわけかカバンサイトの産地表記にはプーナ(Poona)ばかりだけど、これは正しくない。
Poonaはイギリス植民地時代につけられた英語名で、正しくはプネー(Pune)という。
現地語のプネーが正式に公称とされたのが1999年であるから、
それ以前に採集されたものであればまあ仕方ない…
とも思えるけれども、いい加減現地語で読んであげよう。
このインド美人に失礼といってもいい。

なお、この美人さんは高倍率で接写したときに別の側面を見せてくれる。
肉眼だとわからない領域に、いかなる「青」の宝石にも負けず劣らずな色を隠している。
Cavansite
このネオンブルー。プールブルーの輝きはパライバトルマリンにひけを取らない。
ただし、強烈な光源の下、被写体1mmレベルの拡大撮影がなくてはかいま見ることができない。

虫眼鏡だとちょっとムリだけれども、10倍以上のルーペがあれば、
太陽光の下でこの石をとくと眺めていただきたい。
この世のものとも思えない美しさだ。

鉱物を好きになるきっかけは「形」もあるけれど「色」にやられることも多い。
高倍率領域で見るカバンサイトはおそろしくきれいだ。
ぜひ、この石で自然の色彩の驚異を感じて、
願わくば同好の士になっていただきたいものです。



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