マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。鉱物標本写真/ルース。猫も撮ります。マクロレンズと産業用の変なレンズが多いです

AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G

じつは発売日の昼に、こっそりアキヨドでゲットしてきました。
AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
わたしが買った後、バックヤードにもう箱がよっつしかありませんでした。
もしかしたら発売日当日は、売り切れ店舗もあったかもしれませんね。

DXフォーマットで待望の標準マクロということなので、わたしも発売前から気になっていたレンズです。
今まで60mmと90mmをメインに使っていましたが、ようやく標準域の「等倍マクロ」をゲットすることができました。
発売してからもうずっとD90につけっぱなしで、仕事のときも持ち歩いてばしばし撮りまくってます。


このちっちゃい前玉がじつにかわいい。
AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G

一部で前玉が伸びるということでしたが…
AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
これが。
AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
これくらい伸びます。
もっともフードをつけると伸びることはあまり気になりません。

チャイナメイドはこの値段では仕方ありません。
AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
ニコンファンとしては「チャイナメイド」ではなく「ニコンメイド」ということに満足感を見出したいものです。

AF-S Micro NIKKOR 60mmにはなかった標準域からマクロ域すべての切り替えスイッチもあります。
AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
わたしは基本的に「FULL」のまま使いますが、使う人はけっこう多いようですね。


使用雑感。
総合評価ではかなりいいです。
フォーカスの速さはマイクロ60Gにはかないませんが早いです。
やや露出のカンが60mmとは違う気がしますが、三日ほど触っていたら慣れました。慣れるものですね。
わたしが持っている他の短焦点はDタイプばかりですが、解像度は頭ひとつふたつを抜けています。さすがは伝統のマイクロニッコールです。
60mmGを使っている方にはやや物足りないかもしれませんが、さすがに値段を考えればその比較は酷というものです。
ナノクリスタルコートはありませんが、完全逆光でもがんばってくれます。
夜景で撮ってもほとんどゴーストなどは気になりません。

ただし、一般的なマクロ撮影の場合に限っての話です。
流石に基準倍率を無視して拡大撮影すると、アラは見えまくってきます。
写真を拡大して切り出してみたりするとやっぱり弱点はいっぱい見えてきます。
高倍率マクロ撮影ということでいうと、解像度は昔の引き伸ばしレンズにかなわないようです。
ここらへんはオールラウンダーに特化した今のレンズでは仕方のないことで、わたしもそこまでは期待していません。
便利な焦点距離ですばやいAFと明るいF値。そして小さくて軽くて無限遠もよく写るマクロレンズ。それでいいです。
いずれニコンマクロニッコールを復活させてくれることを願うばかりです。


以下作例をばばっと上げます。
いつもはEXIFを削除させていただいているのですが、今回は撮って出しの作例なのでそのままアップロードしています。
未熟な作例ばかりですが、導入の参考にしていただければ幸いです。

DSC_0203

DSC_0140

DSC_0994

DSC_0037

DSC_0227

DSC_0025


[おまけ/ベローズを利用してリバース撮影]
DSC_0069





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[↑人柱買いに免じて…]


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