マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。鉱物標本写真/ルース。猫も撮ります。マクロレンズと産業用の変なレンズが多いです

VICKERS対物レンズの作例

【こちら】で紹介したビッカーズの対物レンズでしたが、作例も出さずの紹介ですみませんでした…
作例はあったはずなのですが、どの写真かわからなくなるという間抜けた事情ですorz
今日の朝にぱぱっと撮ったものなのですが、マクロ者のベンチマーク。一万円ホログラフの写真です。
jpgで撮影したそのままです。どうせ加工しないんだったらRAWで撮ればよかったかなー…


10,000 japan yen holograph
撮影 Nikon D90/ bellows / VICKERS対物レンズ20倍


ひとつのモザイクの大きさが10マイクロメートルです。
お札の固定がひまひとつなので平行が出ておらず、ややピントが均一ではないこと。
あとは撮影台が極限まで撮影の際の振動を拾いきれていないのでボケがあります。
もうちょっと真面目に撮影すれば、深度合成もするのですが朝の撮影でわたわたしてしまいました。
石が被写体じゃないと気合が入りませんねー(反省の色なし)


写真はなんとか解像しているという感じですね。
モザイクの間がしっかり離れているように撮影できれば大したものだ。
と、マクロ撮影泰斗な方がいっていたので、ひとまずのレベルには達したと思っています。
あとはじりじり腕と機材の充実をはかっていくのみです。


とはいえマイクロメートル級の撮影は腕試しみたいなもので、わたしが撮影する被写体だとそこまでの拡大率は必要ありません。
なぜここまでするかというと、拡大撮影の尖った技術を定期的に確認して、磨いておきたいからです。
あとはレンズの性能を見るということくらいでしょうか。
ミリ以下の被写体なんて、普通は撮影しようとすら思いませんし、もしできたとしても自然科学のプロでもないと興味を持ち続けることは難しいでしょう。


それでも一度はこの領域に踏み込んでおくのは楽しいものです。
どこまでも拡大して見たいという欲求を満足させてくれます。
マクロ者の至極です。


カメラと対物レンズとアダプタと照明。そして撮影架台とベローズがあればここまでやれます。
最新のナノクリスタルコートのF2.8通しズームレンズを買うよりはるかに安いです。
もし興味があればこの沼に飛び込んでみてください。たのしいですよー(満面の笑み)



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