今日は美しい満月だったので、家に帰ってからすかさず月を撮った。
なんで月っていうのはこう心惹かれるんでしょうなあ。
京極夏彦の小説だったっけか。
「月の光は太陽を反射しているの。だから月の光は死んでいる。でもその光を浴び続けていると不死になれるの」
みたいなことをいっていたのは。
なお、上記は完全にうろ覚えでおそらく細かいところは合ってませんので悪しからず。
確かに考えてみれば月の光はあの暖かい太陽の光の反射だ。
それなのに月はなぜあれほど冷たいのだろう。
写真を撮ればわかるが、あんなに明るく眩しいのに。
そう思わずにはいられない。
不老には憧れるけど不死はちょっとなあ。
そんなことを思いながら、わたしは重い機材を操りながら月を撮るのであった。
冬の月光浴は寒いのでカラスの行水に限る。
[コントラストを調整してモノクロ加工後]
[撮影 D90/ベローズ/Apo-NIKKOR 480mm/F9]
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[冬空撮影のときはレンズにカイロを巻くのです]
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