マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。被写体は鉱物標本/ルース。猫も撮ります。ヘンなレンズが多いです

トルマリン。パワーストーンの旗手

Tourmaline
石データ=トルマリン ⇔10mm
撮影=D90/ベローズ/FUJINON-EX 105mm F5.6
一枚目=定常光 二枚目=下から透過光


トルマリンといえば、マイナスイオン効果で云々。
ということで一躍「パワーストーン」という言葉をメジャーにした石。
五大宝石の影に隠れ、宝石としてはどこか垢抜けなかったトルマリンが、
日本に限っては一躍衆目から脚光をあびることになった。


まずわたしはパワーストーンというものら対して懐疑的。
というより科学の皮をかぶった胡乱なモノ、という見方であるので、
当然のことながら当時からトルマリン関連商品には辟易していた。


それ以前から風呂場やら噴水のまわりにいるとマイナスイオンが発生して、
なにやら身体にいいようだ。みたいな研究があったようだ。
あるいは身体にいいのかもしれない。
が、ことトルマリンに関してはまったくわけがわからなかった。


トルマリンは和名の電気石からわかるように、摩擦で静電気を産む。
この静電気がマイナスイオンを産むということらしい。
が、多くの製品は摩擦とは関係のないものにトルマリンを練り込んでいた。
リンゴの形をした「トルマリンゴ」などまさに置物意外の効果がない。
なんなんだ、この気持ちの悪いムーブメントは。と思ったものだ。


こうきたか。
それまで純粋なオカルトで攻めていたパワーストーン疑似科学の皮をかぶった瞬間だ。
わたしは低品位の石炭みたいなショール(鉄電気石)が能書きをつけられ、
高値で売買されているのを冷めた眼で眺めたものであった。


お守り程度で持っているぶんには石はいい拠り所。
わたしも父の形見のヒスイの指輪をこころのよすがにしているからわかる。
友達から想いを込めてもらったブレスレットなどもいいだろう。


けれども考えてみてもらいたい。
人間関係だって損得勘定で付き合っているわけじゃない。
楽しいから、なんとなくウマが合うから。
利益だけを求めた人間関係をされたと気がついたらどんな気分になるか。
石にパワーを求めるのならば、せめてそのくらいまで考えていただきたい。


トルマリンは確かに地味な石だ。
ほぼすべてのカラーが存在するトルマリンだけれども、
パライバをのぞいてはどれも色が沈んでいる。
それがいいのだけれども、一般的には華やかさがない。


それでもトルマリンには隣人にしたい気安さがある。
硬度も7-7.5とジュエリーにしてもキズつける心配が少ない。
手頃な値段で大きな石を買えるし、カットもいろいろだ。
しかも七色ほぼすべての色があり、バイカラーも多様。
これほど自由な石はそうそうない。


掲載した写真はカボションのグリーントルマリン
濃すぎて肉眼では真っ黒に見えるが、
光にかざすとヒスイのような緑を見せてくれる。
気がつくとルースケースに増えている。
そんな石たちだ。
これからもわたしのルースケースを彩っておくれ。


Tourmaline



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[↑トルマリンはインディゴが(も)好き]


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