桜だけではなく、街にはいろいろと春が溢れている。
石と猫が専門と公言しているわたしも被写体に植物どもを選び出す。
これはもう仕方がないじゃない。春なんだから。
下町の一軒家。猫の額ほどもない植え込みにみっしり生えるボケ。
オレもオレも。みたいな感じで押し合いへし合い枝が空に伸びる。
紅白ピンクと一本の枝にとりどりの花をつけて春を歓迎しているみたいで。
中にはひとつの花におめでたく紅白の鮮やかなツートンカラーも。
植物の世界にも変わり者はいるもんだ。
地面を見れば野の花が。
タンポポがそこかしこに健康的な黄色をのぞかせている。
誰ぞ気の利いた子供がやったのだろうか。
ブロックで囲われて踏まれないよう心遣い。
だいじょうぶ。きっと伝わっている。
ほら綿毛がきみの想いを乗せてどっかに飛んでいき、
見知らぬどこかの誰かに親切を伝えるだろうから。
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[↑タンポポの綿毛って耳に入ると中耳炎になってウワサあったよねー]
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