マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。被写体は鉱物標本/ルース。猫も撮ります。マクロレンズとヘンなレンズが多いです

猫の道

stray cat


獣道。という言葉があれけれど、仮にも生まれも育ちの東京のわたし。
そんなものは見たことがない。歩いたこともない。


街に住むのはニンゲンと鳥と犬と猫くらいなものだ。
ニンゲンは藪を漕がずとも舗装された道がある。
犬もニンゲンに飼われて舗装の道を行く。
鳥には空がある。
そう、わたしにとって獣道とは猫の道に他ならない。


stray cat


街の猫は平面だけではなく立体的な道を作る。
藪だけではなく屏の上。屋根の上。裏庭の縁の下。
ニンゲンではとうていついていけない猫だけの秘密の道。


stray cat


「いっしょに来るかニャ?」
みたいな問いかけの眼差し。
「いや、仕事に遅刻しちゃうので」
「あっそう」
的な無言の会話を交わす。


猫は気まぐれにニンゲンを導くが執着はしない。
だがしかし、あのままどこまでもあの猫についていけたなら。
そんなことを思ったりもする。


藪を抜けて屏を登り縁の下をくぐらなければたどり着かない、
猫の国があったかもしれない。


仕事中でもふと、あの猫のことを思い出しては
「あのままついていけるところまでついていけたら、もしかしたらわたしも…」
などと妄想する。


妄想は実行に移さなければ妄想のままだ。
ときには猫のように自由に人目はばからずにふるまおう。
猫の道だろうと人の道だろうと自由の道はケモノの強さが必要だ。




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[↑縁の下はさすがに潜れません(頭をひっかけて)]


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