マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。被写体は鉱物標本/ルース。猫も撮ります。ヘンなレンズが多いです

ライツの絞り付き対物レンズ

Ernst Leitz Wetzlar UM3 20×


わたしの常識だと、顕微鏡というものはスライドグラスに資料の切片を載せ、
場合によってカバーグラスという薄いガラスでサンドイッチにしたものを見る。
小、中学校ではそのように習った。
倍率が高い対物レンズを使うさい、レンズを近づけすぎてカバーグラスを押してしまい、
資料もろとも割ってしまう粗忽ものが必ず出たのを思い出す。


つまり、基本的に「顕微鏡とは平面を覗くもの」。という印象だった。
故に、カメラレンズのように絞りをつけて被写界深度を深くする必要がない。
そんなことを思っていた時期がわたしにもありました。


上の写真はライツの20倍絞り付き対物レンズ。
ごく稀に対物レンズでも絞り付きの珍品がある。
わたしは専門職ではないのでどのような用途でこれがあるのかはわからない。
肉眼で見るときにも被写界深度を深くする対象があるのかもしれない。
あるいは顕微鏡写真のためか。


いずれにしても、石屋にとって被写界深度を操作できるのは大助かり。
深度合成でピントを操作するのにも限界があるのだ。
ちなみにこれがこのレンズを使った作例です。
はい、まだ使いこなせてません…


Ernst Leitz Wetzlar UM3 20×


マウントはもちろんRMS。古いタイプの対物レンズのユニーバサル規格。
現代の最新対物レンズはちょっとネジ経が大きく、しかも直焦点ではないようです。
顕微鏡レンズは奥が深くて個人で入手するにはあまりに高額。
しかもベローズを使った撮影がダメなようなのであまり興味が出てきません。


わたしにしても、顕微鏡のレンズはおっかなびっくり買います。
用途がかなり限定された、ニッチなレンズが多くて調べてもよくわからないからです。
もっとも、光学屋さんからすると、対物レンズをベローズにマウントして使う。
ということ自体、かなり乱暴な使い方のようです。
だがそれがいい!!(満面の笑み)


mm以下の被写体になると20mm以下のマクロレンズか、
対物レンズの力を借りないといけないようです。
ベローズを無限に伸ばせば撮影倍率は稼げるのですけど、
それだけ画質が顕著に劣化していきます。


経験的に、ベローズはあまり伸ばさないで、
そのぶん、高倍率のレンズで撮影したほうがいいようです。
ただ、50mmを下回るような「(無限遠が出ない)マクロ専用レンズ」は高価ですし、
そもそも今では絶滅しているといっても過言ではないので数がありません。
そのぶん、使用者も少ないのでバランスは取れているような気がします。
mm以下を撮影するなんて、あまり一般的ではないようです。
普通は素直に顕微鏡にカメラをつけて撮影するようですよ。


Ernst Leitz Wetzlar UM3 20×




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[↑被写体がmm以下だとWDが…(レンズが当たる音)]


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