マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。鉱物標本写真/ルース。猫も撮ります。マクロレンズと産業用の変なレンズが多いです

蛍光灯は点滅している

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駐輪場の天井から蜘蛛の糸に釣られて赤トンボがぶらり。
ホコリまみれの糸を見るに捕食もされずにカラカラになっている。
吊るされるがままの姿はそういう玩具みたいで。


はてさて梁が交差してあたかも十字架のように。
南無とシャッターを切ると出てくる写真のホワイトバランスがおかしげ。
ああ、これがウワサに聞くフリッカー現象。
こりゃ珍しい、と。赤トンボの供養も忘れて連射。


蛍光灯やLEDは人間の目には感知できないほど早く明滅していて、
その明滅の感覚より早くシャッターを切ると色がおかしかったり、
グラデーションがかかったりすることがある。
これがフリッカーと呼ばれる現象。


これは物理現象なのでもう仕方がない。
ある程度カメラで減少出来る設定もあるけれど、
根本的な解決はシャッタースピードを落とすこと。
関西関東で周波数が違うけれども、1/80秒くらいまでに落とすといいらしい。
インバータータイプの蛍光灯や、点滅しないタイプのLEDなどは
フリッカーは出ないことも知る。
お勉強になりました。


赤トンボさんありがとう。
あなたは食物連鎖に組み込まれず、
土に還るのも長い時間がかかりそうだけれど、
わたしの知識となりました。合掌。


DSC_0562
※写真は上下いずれも【絞り値=F8 SS=1/200 ISO=800】。カラー等の補正なし。




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[↑蜘蛛さん食べてあげてやれよ]


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