マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。鉱物標本写真/ルース。猫も撮ります。マクロレンズと産業用の変なレンズが多いです

ZMN試写続行

ブツ撮りにと思ったけれども、天気がよかったので食事どきにカメラ担いで表へ。
ズームマイクロはフィールドで持ち運びがしやすいよう
小型化を目的として造られたマイクロレンズとはいえ1kgもある。
14群18枚のレンズ枚数だがフィルターサイズが62mmとかわいい。
が、ボディも合わせればだいたい2kgとなかなか重く、かわいくない。


ズームマイクロのいいところは、一度ピントを合わせれば
テレ側ワイド側に移動してもピントが外れない。
しかし手持ちで使おうとするとどの道ピントは毎回調節しなくてはならない。
三脚があって初めて威力を発揮する便利さだ。


手持ちだとピントの他にも露出をヘンなところにひっぱられる。
これは、他のズームでも同じなのだろうけれども、
まともなズームを使ったのはこれが初めてのわたし。
ピントリングとズームリングを同時に使うの難しいぞ!! みたいな。


DSC_0990
F/7.1 SS1/800 ISO-640 焦点距離90mm

DSC_0991
F/7.1 SS1/2500 ISO-640 焦点距離110mm


と、上の写真は露出がバラバラ。
なぜこんなにシャッタースピードが変化したのかはわからない。


ニコン使いのマクロ者ならわかってくれると思うが、
露出倍数がかからないのが地味にうれしい。
60mmマイクロGあたりを使うと、ちょっと寄っただけでF値が上がる。
思った以上にこのストレスは大きかったようだ。
ニッコール千夜一夜物語の十八夜曰く、「ズームマイクロは意外に明るい」
という名言をしみじみ噛みしめる。


180mmという望遠を手持ちで使うこともわたしにとってみれば初体験に近い。
いくらか試して、よほど構えが取れてもSS1/200以下はブレが出てどうしようもない。
今回、SS1/200以下の写真はみんなブレブレであった。
今度からフィールドに持ち出すときはISO感度自動設定で、
シャッタースピードが1/200以上になるよう設定しておこう。
ISOを上げてザラザラになるよりブレブレのほうが気持ち悪い。



DSC_0993
F/11 SS1/1000 ISO-640 焦点距離82mm


DSC_0995
F/11 SS1/200 ISO-100 焦点距離70mm




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