長らく闘病生活をしていた実母が先日お浄土に向かいました。
最後は眠るようにあちら側へと旅立ちました。
若くして他界した父と無事再会しているといいのですが。
お通夜告別式初七日を終え、遺品整理もずいぶん進み、
明日からわたしも忌引きを終えて日常に帰ります。
一年近くも入院転院をしていたので、
母が自宅にいない時期が長かったからでしょうか。
死んだというよりも、どこか遠くに旅をしていて、
そのうちひょっこり帰ってきそうな感じです。
死に目に立ち会い、斎場でお骨も拾ったというのに実感が湧きません。
二度と帰ってくることがないだけで、
お浄土に向かうのも旅みたいなものなのでしょう。
母へ。旅の途中でこれまた先に旅だった仔猫のフーコがいたら、
一緒に旅のお供させてやってください。
フーコは母様を見つけたらあの下手くそな、
出来損ないのスキップみたいな足取りで向かってくるでしょう。
嘘かホントか虹の橋のたもとで待っているといいます。
犬や猫、文鳥やカナリアやインコ。モルモットやハムスター。
フクロウやカメレオンなども飼ってましたね。
わたしが大きくなってからは、ペットロスが辛くて
動物を飼うことをやめてしまいましたが、
昔のように、多くの動物と楽しく暮らしていることを祈っております。
子供である私たちがそちらに行くのはまだまだ先になると思いますが、
母と父とともに、かつて飼っていた動物たちとも会えることを楽しみにしております。
合掌。