忌引きが明けて、さあ日常に戻るぞ。
こちらに残った我々にはすべきことがあるのだ。
と、意気込んで出勤したところ、自宅付近で飛び降り自殺の現場を目撃。
チラリとしか見ていないが、まだ若い女性だった。
死に急ぐ若人にただ合掌するしかなかった。
「季節は百代の過客にして、行き交う人もまた旅人なり」
この猫が呟いたような気がした。
厳しい現実に生きる野良猫たち。
「死ぬくらいなら殺してやるニャー」的なまなざしで見られて怯む。
夜。お気に入りの場所でスカイツリーを眺める。
もう何が日常なんだか非日常なんだか。
という一日だった。
しかしながら、こうして雑文を書けるのが。
写真を撮れるのが、わたしにとって、幸せな日常なのではなかろうか。
表現をアウトプットできる自分を少しだけ褒めてやろう。
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[↑三脚忘れたのでスカイツリー写真はカバンとクツで固定と仰角取りました]
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