ちょっと前からプーアル茶にご執心なわたし。
というのもプーアル茶には熟茶と生茶というものがあり、
日本で一般的なのは熟茶。
ならばと通販してみた生茶がおいしいのなんの!!
ものぐさなわたしは一回淹れたお茶で、
その日一日お湯を足し足し飲むことが多い。
ところが緑茶や紅茶ではせいぜい二煎目がいいところ。
かくして深夜ともなると、わたしはお茶だかお湯だかわからないような、
うっすいお茶を啜っていた。
中国茶はまだマシで、三煎目くらいまではイケた。
それでもやっぱり何か物足りない。
某所で茶に詳しい人に相談してみたところ、
どうもプーアル茶がいいとのこと。
そして調べていくうちに、なかなか興味深い世界であることが知れてきた。
プーアル茶(熟茶)の歴史は比較的浅い。
一般的に出まわるようになったのが1970年代で、
どうも100年はたっていない模様。
これは緑茶を加熱し、カビをつけて醗酵をさせてもので、
早く強く熟成が進む方法なのだという。
生茶はというと加熱をせずに保管することで、
残存する酵素が生きて熟成を生むとのこと。
味は熟茶よりもまろやかで、ヴィンテージになればなれほど味わいが増し、
漢方的な薬効も増すとされている。
この『熟成するお茶』が投機の対象にもなり、
三十年ものなどは目ん玉飛び出るくらいの高額になったというが、
数年前にプーアルバブルがはじけ、
今ではバブル期の10分の1まで相場が下がったという。
もっともこれが適正な相場であるらしい。
というわけでわたしは適正相場でプーアル茶をいただいている。
ものによっては燻製みたいな香りがするものがあり、
これがウイスキーといっしょに飲むと乙だったりする。
そしてプーアル茶を飲むようになってから、酒量が減った。
単純にお茶を飲む分だけアルコールの入るスキがなくなった。
これはうれしい誤算だったりする。
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