マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。被写体は鉱物標本/ルース。猫も撮ります。マクロレンズとヘンなレンズが多いです

小菅稲荷神社

Kosuge Inari Jinjya

たまたま道に迷ったときに見つけたこの神社。
東京拘置所と道を隔てたひとつ向かいにある。
拘置所はヘリポートを備え、まるで大企業のビルのようで。

Tokyo Detention Center

しかし反対側にはこんな店があり、
強制的にここがどこかを感じ取らせてくれる。
認め印とかがあるあたり超リアル。

Tokyo Detention Center



わたしは神社が撮りたいのだ。
ひとまず撮影料を投げ込んでから撮らせていただく。
お手水には水がなくカラカラ。
なんですか手も足も洗わせるにはいかないってことですか!?
的なことを考えてしまうのも場所柄のせい(偏見)

Kosuge Inari Jinjya


正直よくわからない看板と能書き。
お稲荷さんだということはわかった。

Kosuge Inari Jinjya
Kosuge Inari Jinjya


とくに盛り上がりもなくさあ帰るかと思ったとき、
社の裏にさらに小さな社があることに気づく。
ちらっと除いてみるとそこには神様がいた。
拝め拝め!!

Kosuge Inari Jinjya

反対側に回り込んだところでご尊顔を拝する。
あまりの神々しさに一枚撮らせていただき退散。
なんてご利益のありそうな神社だ!

Kosuge Inari Jinjya with cat

家に帰って縁起を調べてみたところ、
あの猫神がいた奥に見える石の下には
『小菅御殿の狐穴』
というものがあるらしい。

当時ここには将軍様が鷹狩りを楽しむ場所があり、
一休みする為の御殿があったとのこと。

貴人がいるとのこと。
この御殿には有事に備え、空井戸を利用した抜け道があった。
将軍のご逗留時に敵襲があることへの備え、という訳です。

しかし明治時代。政府は将軍職を廃止。
抜け穴など不要だから埋めてしまいましょうという運びとなる。
すると御殿跡地の政府関連施設で相次いで事故が起こります。

ある夜、お役人の枕元に一匹の白狐が現れます。

「私はいにしえからこの小菅稲荷の『使い姫』として、
 空井戸に棲んでいた狐の一族の長老である。
 この程我らの住居を埋められて大変に難渋している。
 速やかに穴を元に戻すように」

と言い残して消えました。

そして穴を元通りにしたところ、ぱったりと事故は起こらなくなりましたとさ。

これが、小菅稲荷神社に伝わる『使い姫の伝承』なのだという。


調べ終わって、わたしは得心がいったもので。
今では野狐などそういるものではないため、
使い姫の役目は猫達が担っているのだろう。
お努めご苦労様です。

使い姫たちが、いく久しくすこやかでありますように。
この神社に来てよかった。


撮影=D600/bellows/EL-NIKKOR 105mm F5.6





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[↑古い神社がいつまでも変わらずあり続けますように…]


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