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マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。被写体は鉱物標本/ルース。猫も撮ります。ヘンなレンズが多いです

PENTAX Qとわたし

撮影機材 レンズ Dマウント

PENTAX Q / 01&02 LENS

前々から気になっていたカメラを買った。
ニコンではなく、ペンタックス。
わたし初のミラーレスカメラとなる『PENTAX Q』だ。
マグネシウムの堅牢ボディである初代Qのホワイトと、
単焦点、PENTAX-01 STANDARD PRIME。
ズームレンズ、PENTAX-02 STANDARD ZOOMをセットで。

中古ではあるものの、ほとんど使用していなかったようで、
ファームアップすらしておらず、スレもほとんどなかった。
遠慮無くわたしのところでスレてもらって構わない。


これを買おうと決心したのは、ペンタQの最新バージョン『Q-S1』が発表されたからだ。
なぜ『Q-S1』の発売がわたしの背中を押したかというと、
これの撮像素子が1/1.7型だったことだ。

『Q-S1』のひとつ前のモデルは『Q-7』となるのだが、これの撮像素子も1/1.7型。
さらに前の『Q-10』はそれよりも小さい1/2.3型。
そして初代『Q』は1/2.3型。
新型『Q-S1』の発表のとき、わたしはこのままペンタQの素子が大きくなったまま、
小さい素子は廃れていくのではないかと危惧したからだ。


これには説明が必要かもしれない。
一般的にはセンサーサイズは大きいほうがいい。
解像度や色の再現などがよくなるからだ。

ではなぜわたしはより小さなセンサーサイズの『Q』を選んだか。
ひとえにDマウントレンズを使いたかったからだ。

Dマウントレンズとは、主に8mmダブルカメラに使われたマウント規格で、
フランジバック12.29mmと、動作条件が非常に短い。
そしてイメージサークルも小指の爪よりも狭い。
ダブル8のフィルムひとコマが3.3×4.5mm。
通常の8ミリフィルムが4.01×5.79mm。
なお、名前が8ミリなのにフィルム8mmじゃないかと思うかもだが、
実はフィルムの横幅はほぼ8mmで正しい。
ただし、フィルムを送るためのスプロケットホイールのため、送り穴を込みのサイズだ。

そして初代ペンタックス『Q』と『Q-10』の撮像素子の大きさは、4.4×5.9mm。
フランジバックは『Qシリーズ』共通で9.2mm。
現時点で、Dマウントレンズのフランジバックをカバーできるレンズ交換式デジタルカメラは、
ペンタックスQシリーズしかない。
無限遠を出すにはマイクロフォーサーズでも、ニコン1でもだめだ。

しかし、ペンタックス『Q-7』と『S-Q1』の撮像素子は5.7×7.6mm。
この小さいセンサーでも、Dマウントのイメージサークルには大きすぎて、
写真の四隅がぽっかり丸く暗くケラレてしまう。
もはやケラレとはいえないレベルで、四隅が暗く抜ける。


世のデジタルカメラは高画素・大きいセンサーサイズが求められてきている。

「このままではわたしの持つ、Dマウントたちがまともに使えなくなる」

そう考えた時、わたしはペンタックスQを買っていた。という訳だ。

話は長くなったけれども、ニコン派のわたしがペンタックスに浮気した理由がこれだ。
浮気の理由なんて、何をいっても正当化できるはずもないけれども、
理由があれば良くなることはなくとも、最悪の事態が防げるというもの。

だからわたしはペンタQにDマウントニッコールをマウントする。
いわゆるCine-NIKKORという、小柄だが存在感のあるかわいいレンズたちだ。
こうなってくると、わたしが浮気をしているのか、
それともレンズが浮気をしているのかが曖昧になってきて、
細かいことなどどうでもよくなってくるから不思議だ。

アクセサリーシューには赤いサムグリップをマウント。
すると気分はニコンのジウジアーロ・デザインを惹起する。
あるいはペンタックス“Q”の一文字の下部を連想する。
これに合わせるのはペンタックス純正のカメラケース。
クリーム色がかかったホワイトレザーのケースは制服のような一体感だ。


いままでカメラの外観など、デジタル一眼レフではとくに気にしなかった部分だが、
ミラーレスカメラにはつい外装を気にさせてしまう魔力がある。

撮り手のルックスはひとまず置いておくとして、
ペンタQとDマウントニッコールは、日常のスナップを洒脱に撮りたくなる。
この境地に至り、マクロ者であるわたしが画質と解像度から解脱できる。
だから作例はまた次の機会に。

PENTAX Q / D-Mount NIKKOR






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[↑背景に黒ベロア生地はケバと糸くずが目立って死ぬます]


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