ペンタQにアダプタをつけて、Dマウントのシネニッコール。
外観は以前撮影したものを見ていただきたく。
38mmのf/1.9という謎のスペックは8mmフィルムのセンサーサイズでは、
おおよそ200mmクラスの望遠単焦点として使われていた。
初代ペンタQの撮像素子だとおおよそ212mm換算の望遠となり、
だいたい本来の使われ方だといっていい。
Dマウントはよくいえば味がある。
悪くいうと解像しない上に各収差アリアリ。
しかしさすがのニッコール。
本来のセンサーサイズで用いると、しっかり解像するし
収差も思ったほどではない。
コントラストのきつい条件や逆光にはお手上げだけれども、
じつにいい写真になってくれる。
一段ちょいのf/2.8でかなりシャッキリしてきて、
f/4でほぼパンフォーカスに達する。
マニュアルフォーカスゆえ、わたしの技量が及ばなかったり、
アダプタを介するため電子シャッター使用となり、
動体を撮るとデジカメ黎明期のような「こんにゃく現象」が起こったりもする。
いくつか撮影したものを貼り付けてアーカイブとしたい。
数枚ほどWEB用にしてしまったまま元データを削除したものもあるけれど、
サービス判だと思ってご覧いただければこれ重畳。
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[↑ただし四段絞ると大変なことになる]