マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。鉱物標本写真/ルース。猫も撮ります。マクロレンズと産業用の変なレンズが多いです

クンツァィト

Kunzite

透明度が高く、紫色やピンク色のリシア輝石のジュエルネーム。
それがクンツァィト。
宝石界の中でも比較的珍しい紫色の石で、
それなりに大きなものも産出し、スミソニアン博物館にはブラジル産の
880カラットの結晶が展示されている。
[ Smithsonian Kunzite ]でイメージ検索をかけると出てきますが、
わたしの標本が嫉妬するので意地でもリンクは貼りません。

放射線に当てるとグリーンになるというので、
しばらく手持ちの放射性鉱物と同居してもらおうとも思ったけれど、
変にまだらになっても困るので企画止まり。
時間が経てば元に戻るということだけども、やはり怖い。
消えるボールペンだって厳密には消えないし、みたいな。

写真はアフガニスタン産。65.56ctとそこそこ大ぶり。
母岩付きの標本がほしかったのだけれども、
これはなかなか立派な結晶面が残っていて、
しかもノンヒートノントリート。
見た瞬間、ひとまず確保するしかないと思ったのを覚えている。
これをカットしたらどんな宝石へと変わるのだろうか。
それを妄想するのがわたしの趣味のひとつ(暗い)。
実際には、手持ちの石をカットに出したことなんてないのだけれども。

Kunzite
D610/Bellows/TOMINON 135mm F4.5





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[↑わたしも新種石を見つけてsiroyagiteとか名付けられたい]