別に猫の尻を追いかけているわけではなくて、
落ち着きのない猫だといつもこんな感じの写真を量産する。
まったく腕の問題であることは否めないけれども、
狙っても撮れない写真はこういうときに撮れるのでよし。
左右に動きながらの猫を後ろからにじり寄っているので、
この日はやはりこんな具合だ。
広角レンズ使用なので、じつはかなり接近している。
そのため距離を取られがち。
ようやく正面から撮れたと思ったらすぐにそっぽを向かれる。
首輪からわかるようにこの猫は外飼いさん。
人懐っこいのだけれども、カメラの射線をかいくぐっては
わたしのスネに額をこすりつけてこようとする。
嬉しいけれども少し悲しい。
短しっぽのトラと一緒に飼われているっぽいハチワレさんは、撮り手の心をわかってくれていた。
かなり近寄っても臆する様子もなくナンバープレートのかほりをチェック。
グレーの体毛が高貴な印象。
こちらを向いて舌なめずり。
どうやらこのナンバープレートはお気に召したようだ。
左鼻のわきにあるワンポイントのグレーが印象深い。
道々、巡り歩いた先でこんな出会いがあると、
重いカメラを持っていて本当によかったとわたしの印象もジョリーナイス。