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マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。被写体は鉱物標本/ルース。猫も撮ります。ヘンなレンズが多いです

【不完全版】NIKON F3でポラロイド npc PROBACK by forscher の使い方

撮影機材 ブツ撮り一般 さざめごと

NPC PROBACK for NIKON F3

 

ニコンミュージアムに行ったせいか、こういうものが無性にいとしい。

 

これはフィルムカメラの金字塔『NIKON F3』の裏蓋を換装することによって、

なんとF3の機能をフルに使えるレンズ交換式ポラロイドカメラとなる装置。

かつて、プロカメラマンたちの必携のアイテムだったという。

カメラによって規格が違い、ニコンFやF2。

オリンパスのOMやキヤノン機。さらには中版まで種類があるらしい。

購入の際には適合機種にご注意あれ。

 

現像が必須なフィルムだけれども、ポラであればその場で撮影イメージが確認できる。

どれほど画期的な装置だったかは、デジタルカメラに慣れたこの身でもわかる。

 

 

NPC PROBACK for NIKON F3

NPC PROBACK for NIKON F3

装着するとこんなごつい外見に。

こうなるとグリップの具合は変わってくるし、

ファインダー は遠くなりじつに見づらい。

感のいい方なら気づかれると思うけれども、

「えっ、三脚穴遠くない? これじゃあ手持ちだけになるの!?」

 いえいえ。そこはブロ用機材。ぬかりはありません。

NPC PROBACK for NIKON F3

こんな三脚穴延長アイテムが付属しているのです。

もし、中古でプロバックを購入されるつもりでしたら、

この短い棒があるかないかを確認した上でのご購入をおすすめいたします…

NPC PROBACK for NIKON F3

実際に雲台につけてみると、こう。

ものすごく強引な解決方法に見えるけれども、

そも35mmフィルム機の裏蓋をポラロイドようにするのが強引なんです。

これくらいは大目に見てあげるべきでしょう。

 

しかしどうやってインスタントフイルムに感光させるのだろう。

NPC PROBACK for NIKON F3

秘密はこのフィルム室にあります。

NPC PROBACK for NIKON F3

このガラス部分が光ファイバーと同じ素材。

石オタであればウレキサイトのようなものでできている。といえば伝わりますね。

このファィバーグラスで光をフィルムに届けているという寸法です。

先の三脚穴延長棒とともに、このガラスにダメージがあると少々厳しいので、

中古購入には十分ご注意を… 

とくにプロ機材なので、酷使されまくっている可能性があります。

NPC PROBACK for NIKON F3

光の抜け具合はこれこの通り。

ただし、光学的に光を若干でも減衰するため、

露出はほんの少しだけ暗めになる傾向があります。

私的にはEV-0.1もないと感じますが。

 

実際にフィルムを詰めて見ましょう。

ポラといってもすでにポラロイド社は経営破綻と買収により、

今ではポロ用フィルムは出していない。

でもご安心ください。本邦のフィルムメーカー最後の砦。

富士フィルムの「フォトラマ」が使えます。

といってもプロバックに使える新品のフィルムは、

このFP-100Cのみ。少し前まではモノクロのISO3000のフィルムがあったのですが、

今ではこのISO感度100のカラーフィルムが本当に最後の砦となりました。

敬意を払いつつ気軽に使いたいものです。

NPC PROBACK for NIKON F3

 

【お詫びと訂正】

すみません。わたしのフィルム装填方法が間違っていました。

機会をみてもう一度やり直すまでこの記事は【不完全版】とします…

 

 

 

 

===おまけ===

余談ながら実はこれ以外にも、報道用に作られた「スピードマグニ」という

インスタントフィルムバックも存在する。

プロバックがかわいく見える威容で、こちらはプロでもさらに報道に特化し

撮ってその場で写真を伝送するための用途であったという。

 

カメラマン、故サンダー平山はスピードマグニ45とニコンF。

そしてフレクトゴン20mmやソリゴール200mmなどをつけて、湘南の町を撮った。

プロバックが35mmフィルムのままを移すのに対し、

スピードマグニは4x5版フィルムにまで拡大して写す。

それゆえスピードマグニは50mmのレンズを基準に作られていて、

他の焦点距離のレンズを使うと周辺が甘くなる。

サンダー平山氏はかえってその甘さに惚れ、

スピードマグニとさまざまなレンズで湘南を撮ったという。

プロでありながら遊び心を忘れないのもまた大切なのだと思ったもので。

 

 

 

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