マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。被写体は鉱物標本/ルース。猫も撮ります。ヘンなレンズが多いです

ミノルタ オートコード

Minolta Autocord

 

ここのところ仕事でデジカメを使いまくらなくてはならない日々が続いているせいか、
やけにフィルムカメラが恋しくなってきている。
どれくらい恋しくなっているかというと、二眼レフがいとしくなってくるくらい。
かつて一大帝国を築いた、国産二眼レフ。
頭文字でA~Zのアルファベットをコンプリートできるとされ、
実際それどころでないくらいの会社から発売された。
だから怖くて、あまりこの沼には近づかないようにしていた。
ほんのちょっとだけ…といいつつ、今わたしの手元には…
いえなんでもありません。 

 

Minolta Autocord

先日はこのカメラで銀座を撮る。などとカメラスノビズムあふるる行為をしてきた。
写真の紹介は人が写っているものが多いので勘弁。
それにフィルム写真の紹介というのはどこか照れくさく。

ところでこのオートコードの異変に気付かれた方はいらっしゃいますでしょうか?
オートコード最大の特徴である『ハラキリ』ピントレバーとその銘板がないのだ。

ピントレバー手に入れたときには無事だったのだけれども、
メンテナンスをしているときに、ポッキリ折れてしまったのだ。
ここはアルミ製の鋳物で耐久力が低く、衝撃に弱いと知ったのはその後のこと。
また、レバーが最下部にあるため、地面に接地した状態のまま
カメラを前方に前かがみにすると、テコの力で一撃で折れる。

これからオートコードを買う人には気をつけていただきたいので、
この無様な体験を記録する。
一度折れると別個体からピントリングを移植するしかない。
予防策としては、ピントリングを常に左右どちらかにしておこくと。
中央の、もっとも地面に近い位置のままにすると、折れるリスクが高まる。 

 

 

Minolta Autocord

わずかな出っ張りに指の腹をかければピント調節は可能だった。
なのでわたしは銘板をはずして、少しでも操作性を取り戻すことにした。
いずれ、レバーの部分に何かを盛って、レバーの代わりとしたい。
大事なのは使い続けること。
このカメラはさる方が祖父から譲り受けたもので、
自分は使わないからと手放されたもの。
大事にするといって譲り受けた手前、なんとも気まずいことになってしまった。

しかし、こんな状態でもオートコードは使いやすい。
二眼レフを楽しむにはもってこいの一台なのではなかろうか。
一見重そうに見えるけれども、すっぽり量の手のひらで包み込める縦型は、
なかなか快適に使うことができた。

 

 

Minolta Autocord

電力は一切使わないのに、この大きな真四角のファィンダーに浮かび上がる左右逆像。
これを見たら二眼レフの虜になってしまった。
外に持ち出すときはストラップをつけて、首から下げて町をぶらぶらする。
わたしが生まれる前に作られたであろうこのカメラからは、
現代の町がどう見えているのだろうか。
そんなことを考えながら、撮るのがたのしい。
レンズシャッターの控えめなシャッター音。
煙突型のフードを覗き込むスタイル。
それらすべてが撮影を楽しくしてくれる。
デジタル時代だからこそ、この愉悦があるのだろう。

ブローニーもまとめ買いして、フィルムの違いによる写りも楽しんでいる。
さすがに自家現像、手焼きとまではいかないけれども、
今ならばパソコンに取り込んで現像の楽しみもある。
自分に合った楽しみを見つけていきたい。

 

 

Minolta Autocord

 

 

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[↑大判はシートフィルムを感光させまくりそうなので今はパス]

SEAGULL 4B-1 二眼レフカメラ SEAGULL4B1

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