数カ月前に、地元で三匹の仔猫を見るようになった。
見かけるたびに話しかけ、声と顔とにおいを覚えてもらおうと思い、
親猫の警戒をよそに努力してきた。
縞猫のうち一匹は、機嫌がいいと指ペロしてくれるまでになったんだけど、
白黒さんはいつまでたっても一メートル以上近寄らせてくれない。
でもまあそれならそれで、そういうお付き合いでも。
200mmのレンズがあれば、アップで撮れますし。
仔猫のころはみんな目がぐずぐずだったのに、
今ではすっかり具合もよくなり、キトンブルーも消えた。
体格こそまだ頼りないが、仔猫と大猫の中間くらいの、
じつにかわいい盛りをこの夏、楽しませてもらっている。
親猫といえば、すでに子離れしているのか、
近くにはいるものの、わたしが仔猫に近づいてもバッタに夢中。
いずれ一匹でやっていかねばならないのだと、その割り切りは早い。
わたしが這いつくばって猫を撮っていると、
ニンゲンの親子づれも参戦。
子供はしきりにスマホで仔猫を追うが、
接近のコツも知らず、ヤブに入られてしまって撮影に難儀している。
「ああいうカメラがほしいー」
わたしのカメラを見ては、母に無茶をいっている。
まずはそのスマホでうまく撮れるようになったとき、
改めて専用のカメラを買ってもらえるといいね。
にほんブログ村
[↑子供にはNIKONを買い与えましょう!]
=========