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マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。被写体は鉱物標本/ルース。猫も撮ります。ヘンなレンズが多いです

日本最古のマクロ専用レンズ? Macro-Topcor

レンズ

Macro-Topcor 3.5/30mm

 

マクロの茨道に踏み込んでからというもの、
機会があれば手に入れようと思い続けていたレンズのうちのひとつ。
それが某氏の家から、ひょっこりとわが家にやってきた。
貴重なレンズの多くは見知らぬ人からではなく、
顔見知りになった方から。あるいはその筋からやってくる。
まさかレンズ沼にここまで自分がはまりこむと思っていなかったけれども、
コレクターネットワークというものが本当にあり、
自分もそのすみっこにいたりする。
と、気がついたのはごく最近のことだ。

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Macro-Topcor 3.5/30mm

レンズの直径が24mmという小さなスペースに、
ぎっしり情報を詰め込んだ銘板がじつに愛らしい。
本来高倍率マクロレンズであれば、このスペースは黒く塗りつぶしておくのが正しい。
被写体によっては、この銘板の文字が写り込んでしまうからだ。
比較的新しいマクロレンズたちは、この映り込みを避けるため、
前玉周辺に文字を入れないのがお約束ではある。
ガチで使いたいのであれば、この文字はマスクしておくのがいいかもしれない。

マクロトプコール30mmは一説によれば国内最古の
「35mmフィルムのマクロ専用レンズ」なのだという。
時代は1960年台初頭。ただしこれはカタログなどで確かめたわけではないし、
そもそもが顕微鏡対物レンズに絞りをつけたようなものだ。
専用の木箱には長短二種類のトプコンエクタクサマウント→RMSマウントアダプタが付属している。
確かなことは、この当時のトプコンがベローズを介するマクロシステムを持っていたことだ。
資料が集まったらまた比較検討したい。


シリアル番号の1245までは捨て番で、その下の下三桁が事実上のシリアルだ。
1245900の後期からは、黒いアルミ鏡筒のマクロトプコールがごく少数発見されている。
事実上1000本くらいが製造されたとわたしは考えている。
※シリアル1240000台のものもあるとのことで、上記考察はなかったことに…

そしてこのレンズのシリアルは一桁台。
えらいものを譲り受けてしまった。
小箱もラッチの下に『TOPCON』の銘板のない、初期のもの。
“Japan Machinery Design Center” の認定証が日本の工業文化を感じさせる。

はたしてマクロトプコール30mmの仲間たちは、何本生き残っているのだろうか。
いつか幻の黒いアルミ鏡筒マクロトプコールにも会わせてやりたい。

 

Macro-Topcor 3.5/30mm

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