Dalnegorsk, Primorsky-Kray, Russia
FoV=65mm
D610/Bellows/MINOLTA C.E LENS 80mm 1:5.6
名古屋のTV塔で開催の石フリマにこっそりと忍び込み、
ちょいちょいと石やら石グッズを買っていくうちに、お財布から札がすべて消える。
そんなことがありましたが、わたしは元気です。
そんなウハウハ釣果の中でもこの蛍石はかなりのお気に入り。
レンズ者としての何かが訴えるのか、どうもわたしは色のない透明な蛍石が好きなようだ。
ロシアはダリネゴルスクからお越しのこいつは結晶の頭がうっすら平坦になっている。
妙な結晶の形が出る。それがダリネゴルスクの標本の魅力。と言い切るにほどには
わたしもまだ産地別の石の様子に詳しくない。
マイクロマウント標本からサムネイルが好きなわたしにしては大物を買った。
上の写真は画面幅で65mm。
キャビネット派からすると眉をひそめられるかもだけれでも、
わたしにしてみると十分大きい標本なのだ。
こいつは撮影しにくそうだと思いつつ買ったのだけれども、やはり撮影は難航した。
ところどころランダムな天然ダメージがあり、結晶の頭はすこやかであるものの、
どれを主題としていいかわからない。
細かい所を見ていくと、面白いところが多いのだけれども…
こういうところが普段は苦手で、大きな結晶を避けるようにしている。
けれども何かがピンときてお迎えした。
いつもは写真映えして値段もそれほどではないという理由で、
結晶のととのったマイクロマウントを買うのだけれども、
たまには眺めるだけで満足な石もいい。
といいつつもやはり撮ってしまう。
これはもう下手の横好きなので仕方がない。
石にも諦めるよう、今も机の上で言い聞かせている。
Dalnegorsk, Primorsky-Kray, Russia
FoV=21mm
D610/Bellows/MINOLTA C.E.ROKKOR f=50mm 1:2.8