ZUNOW-ELMO Cine 1:1.1 f=13mm は、ペンタックスQ/Q10に装着して撮影すると、
71.5mmの中望遠超高速レンズと化す。
これくらいの望遠だと野良猫は撮りやすい。
望遠すぎず、人間に対する緊張感や関係性まで撮りやすい。
ズノーのシネレンズはDマウントの中ではすごく使いやすい。
明るさもちろんだけれども、シルバーの鏡筒は美しく剛健な創り。
カビやすいクモリやすいといった慢性疾患もなく、
中古はたまにヘリコイドが固着しているくらいだ。
使い手が丁寧に使い、保管しておけば100年現役でいられる小さな巨人。
レンズテストをしようとすると、俺を撮れとわんばかりな猫発見。
柵の向こう側ではあったが、f/1.1~f/16まで撮らせていただく。
ピン外しはご容赦ください。
なお、この記事の写真はすべてAモード。露出補正-0.7EV。WB太陽光。
フォトショップで無劣化jpg現像のみとなっています。
シャープネスや色、トーンカーブなどはいじってません。
↓f/1.1
↓f/1.4
↓f/2
↓f/2.8
↓f/4
↓f/5.6
↓f/8
↓f/11
↓f/16
実用するのであれば開放~f/4くらいまでがいいのではないかと思う。
小さい素子なので、f/5.6くらいでかなり回折ボケが出てきます。
積極的に開放付近を楽しみたい。
以下、猫達のスナップ。
寒くて日照時間の少ない冬は明るいレンズ。
世界も猫も夜景も明るく撮りたい。
[おまけ イルミネーションのボケ(絞り開放)]