マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。被写体は鉱物標本/ルース。猫も撮ります。ヘンなレンズが多いです

オーストラリアのボルダーオパール その1

Boulder Opal

Australia
FoV=50mm
D610/bellows/Printing-NIKKOR 105mm 1:2.8

オーストラリアにはキラキラした石がよく似合う。そう、オパールです。
豪州のオパールは品質がよく、長い時間をかけて培われたため物質的に安定していて、水に漬けて保管しなくとも比較的良好な状態を保つ。宝石としての良好さはもうひとつのメジャー産地であるメキシコのオパールをしのぎ、近年多いエチオピアのオパールは足元にも及ばない。もちろん安定度という意味であり、美しさには言及するものではない。

オーストラリアのオパールは珪酸分を含んだ熱水が、岩と岩の隙間に流れ込んで作られる。
通常はこれをなるべくオパール部分が多くなるようカットしていくのだけれども、オーストラリアでもヤワやコロイトといった産地で取れるオパールはラフカットが似合う。細かいヒビのような、あるいは唐草のような紋様になるのだ。

このボルダーオパールはオパールが染み込んでいった様子を、ライブで見ている気になれる。リモナイトの細かな隙間に入り込んでいって、それがあたかも衛星写真から見たアマゾンの川のように見える。
あまり宝飾には使われないタイプなのだけれども、わたしはこのタイプのオパールがたいそうお気に入りだ。

写真の石の産地はオーストラリアということしかわからないが、おそらくはヤワ産かと思われる。くるりと唐草のように丸まったオパールの層がいくつも集まった特徴的なパターンが見て取れる。コロイト産だともっとストレートな、刷毛でざっくり塗ったような模様になる。

今回はあえて未処理で水にも漬けないラフカットを撮ったけれども、次は磨いたものを紹介したい。なぜ今回紹介しないかというと、カメラの設定を間違えてRAWではなくjpgで撮影していたから…

そしてその次はこうしたボルダーオパールの偽物についても買いて、実際の写真も紹介していきたい。というわけで今回は『オーストラリアのボルダーオパール その1』とする。

 

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