マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。被写体は鉱物標本/ルース。猫も撮ります。マクロレンズとヘンなレンズが多いです

ドミニカのベータクォーツ

β-Quartz

Cordillera Septentrional, Santiago Province, Dominican Republic
Fov:33mm
D850/belows/Macro-NIKKOR f/4.5 65mm


おやドミニカからお越しのベータクォーツとは珍しい。
ということで思わず手に入れた標本。
不透明だけれども愛らしいお姿が、いかにもな母岩にめり込んでいる様子もいい。サイズもわたし好みで嬉しい出物だった。

撮影機材をD850にしてから始めて撮った深度合成写真。といっても本体のフォーカスシフト機能は使えない。この機能はオートフォーカスの効くレンズでのみ可能となる。近く試してみたい機能ではあるが、しばらくは手動でステージを繰り出す昔ながら(?)の撮影方法になるだろう。

深度合成は透明な被写体がたいそう苦手で、うまく撮影できるにはちょっとコツがいる。新機材でいきなり撮影失敗は悲しいので、このベータクォーツさんはその点でも嬉しい。フォーカスの始点と終点をきっちり手を抜かずに撮れば、まず失敗することはない。

ベータクォーツ(高温水晶)ということだけれども、もしかするとこれはロシアで見られる「高温水晶の形をした低温水晶」タイプなのかも。高温水晶は一気に結晶が出来上がるためか、形がボコボコしていたりクラックだらけになることが多い。

この石は不透明だけれども結晶面がすべすべ。氷が溶けて薄まったミルクティーのような色はフチのごく外側のみわずかな透明部分がある。そこもすべすべだ。

爪でこじればポロリもありそうなので、虫歯をいじりたくなる心理にも似たむら気が湧いてくる。分離結晶としてしげしげ眺めてみたいけれども、もったいない。
いずれ自然に外れることもあるかもしれないので、そのときは標本が壊れたのではなく、分離結晶が手に入ったと笑っていられる気がする。

 

β-Quartz

Cordillera Septentrional, Santiago Province, Dominican Republic
Fov:9mm
D850/belows/CANON MACRO PHOTO LENS 35mm f/2.8

 

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[↑いわゆるふつうの水晶がαクォーツ。γクォーツはありません] 

トモエ算盤 スタンダード算盤 43300 4×23

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