マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。被写体は鉱物標本/ルース。猫も撮ります。マクロレンズとヘンなレンズが多いです

オレゴンサンストーン

Oregon sunstone

アメリカ オレゴン州
FoV=20mm
D850/bellows/TOMINON 75mm f/4.5


数年前から長石グループは大フィーバー。オーストラリアのレインボーラティスサンストーンあたりから、長石グループの人気がうなぎのぼり。

この長石グループというのはややこしくて、サンストーンもムーンストーンもラブラドライトもアンデシンもフェルドスパー(長石)の一言でくくられてしまう。正直わたしも何がなんだかわからずに手に入れている感がある。

それでも「美しいから」という最強の動機から長石グループの石は好まれている。そのまま姿を愛でる原石派からも、削って光を最大限に溢れさせたいルース派にも愛され、しかもお値段はお手頃。オレゴンサンストーンも大きなジェムクオリティのものはともかく、手の届くところで雰囲気のある石が手に入る。原石もルースもだ。

わたしの写真のものはうっすらグリーンを噛んだところにオレンジ色のコアが浮かんでいるタイプ。グリーンとレッドの入り具合がこの石の個性。濃ゆいものはトルマリンのウォーターメロンくらい濃ゆいものがある。これら二色が混じり合うとなんともいえない紫色になり、これもいつかほしいと思っている。

オレゴン産のサンストーンの赤は銅由来のもので、こうした杏色からもっと濃い赤までさまざまだ。コアもののほかには、薄い板状の銅インクルージョンが細かく入ったものがある。これは他の産地、たとえばインドなどのアジア大陸だと鉄由来の赤で、少し趣が変わってくる。

聞きかじりだけどもオレゴンサンストーンの産地はかなり限定的で、なおかつ掘り出している方が高齢であまり採れないという裏事情があるとのこと。鉱物資源ではなく、石として美しいけれども、採算の問題があるのだろう。オレゴンサンストーンはそれほど大量に出回っている。というイメージはあまりない。この一年くらいでちょっとしたブームになったので、にわかに増えた感はあるものの爆発的に出ている。という具合ではなく。

もちろん同じ石はひとつとしてないのがこの世界のお約束ではあるものの、オレゴンサンストーンは色味やコアの入り具合。インクルージョンの具合で集める楽しみがある。このオレサンの魅力にやられてしまったマニアも少なくない。わたしも原石とルースをいくつか集めはしたけれど、これは深い沼だぞと背筋が冷たくなった。

写真の石も完璧というわけではないけれど、屋台のあんず飴のような趣が気に入っている。外側はうっすら緑がかかり、コアは杏色… いいじゃないか… いい…

 

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[愛称はオレサン] 

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