マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。鉱物標本写真/ルース。猫も撮ります。マクロレンズと産業用の変なレンズが多いです

ガチ中華街 西川口で海蠣餅(ハイリービン)を食べる

Nishi-Kawaguchi

埼玉県西川口。ここは気がつけばチャイナタウンとなっていて、歩くだけでほらそこは中国。という町になっている。駅前に降りた途端、聞こえてくる言葉は日本語よりも中国。台湾旅行を終えたばかりのわたしの耳に既視感を抱かせるに十分だ。

Nishi-Kawaguchi

すごく中国なお店が駅前からドン。帰りにここのドリンク屋に寄ってスイカジュースを飲もうと思っていたのに忘れてしまったのが悔やまれる。

Nishi-Kawaguchiこのビルなんてもう中国成分のほうが濃い。1Fの料理屋のキャラはどこかで見たような…

Nishi-Kawaguchi

ここも中国っぽい。右のマッサージ屋は早くも「令和」の名を関した台湾式整体。横浜のような「観光」としての中国っぽさではなく、何かリアルな中国を感じさせる町並みになっている。中国だけではなく、タイ、韓国の料理屋もあり、もちろん古くからある日本的な小料理店やスナックもある。なんだかアジアらしい混沌がここにはある。 

Nishi-Kawaguchi「HUKU-KI」

今日のお目当てはこちら。福建料理『福記』。これで三回目の来店なのだけれども、ここの「海蠣餅(ハイリービン)」というカキ入りの小吃が地味に美味しくてちょっとしたときに寄れたら寄るくらいのお気に入りだ。

Nishi-Kawaguchi「HUKU-KI」

今日はこのセットでサラッと飲み抜けていこうと思う。お仕事帰りで西川口に寄ることができたので、軽く一杯飲んでの直帰が可能なうれしい日。

Nishi-Kawaguchi「HUKU-KI」

喉がカラカラだったのですべて一口ずつ食べてしまってから正気になって写真を撮った。ブログ写真あるあるだ。

Nishi-Kawaguchi 「HUKU-KI」

これが海蠣餅。おやきのような姿だけれども、お玉にダシを溶いた小麦粉を塗ってその上に具を盛ってからまた上から溶き小麦粉をかけ回して静かに油に入れて揚げる。これが福建省の名物料理のひとつ。あんにはカキ、豚肉、海苔、野菜などが詰められて、味はシンプルに塩。あっさりして揚げ物で熱々のところを食べると酒に合う。

Nishi-Kawaguchi「HUKU-KI」

海蠣餅はひとつ300円。加工海蠣餅というのはデラックスバージョンで、具にもっとボリュームがある。初めてならこのDX海蠣餅を頼むのがいいと思う。注文してから揚げるのでちょっと時間がかかる。これをアテに飲むならふたつくらいはサクサクいけるので、しょっぱなからふたつ頼むのが賢いやり方。

Nishi-Kawaguchi「HUKU-KI」

食べ方はギョウザと同じ。酢と醤油とラー油を好みで。そのままでも味がついているので一口目はそのままがいい。わたしの好みはお酢を少しだけ垂らして一口。酒を一口したらまた酢をひと垂らしして酒を――の繰り返しだ。

『福記』は大きい店ではない。むしろ小さい店なので、あまり長居をするという感じではなく、わたしは殺伐と飲んで帰るのを好む。

メニューはいろいろ頼んだれども、串物はどれもおいしい。辛味よりも香りの強い唐辛子とクミンたっぷりの羊肉串はいいものだ。麺もいい。汁物よりも汁なしのもののほうが好ましいかったがこれは個人の好み。四人くらいで行くなら焼きそばは一皿シェアしてもいいのでは。

二杯ほどでほろ酔いで後にする。これくらいの飲みが心地よく感じるようになってしまって、わたしも年齢を重ねたのかと思わされる。以前はひとつの店で三杯以下ということはあまりなかったのだけれども。

西川口にはまだまだ興味深い本場中華料理があり、もっと食べ歩きたい気持ちが強い。それほど遠くないので、異国の風を感じたくなったらまた来よう西川口。

Nishi-Kawaguchi

 

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