マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。被写体は鉱物標本/ルース。猫も撮ります。マクロレンズとヘンなレンズが多いです

2019年ミネラルマーケット釣果 秋田県亀山盛鉱山「白鉛鉱」

Cerussite

Kyouwa Daisen-si Akita-ken JAPAN Kisamori Mine
FoV=40mm
D850/Bellows/Macro-NIKKOR 12cm F6.3

秋田県は大仙市協和にある亀山盛鉱山よりお越しの白鉛鉱さん。母岩にうっすらとまとわりつく緑鉛鉱がじつにいい。空隙にすらっと白い結晶が見える。密林の中に秘められた仏教遺跡。蔦に覆われた仏像をイメージする。

今年のミネラルマーケットは飯田橋ではなく、浅草橋で開催された。何でも予約トラブルがあったとのこと。開催二週間前に会場変更というイベンターであれば卒倒しかねない状況下、無事に会期終了したというので一般参加していたわたしも嬉しい。

国産鉱物はあまり詳しくないのだけれども、ラベルが日本語であり詳しいところがいい。亀山盛鉱山というのは知らなかったのだけれども、調べてみたら「かめやまもり」ではなく「きさもり」と読む。国産石を嗜むには基礎知識がまだまだだ。

Cerussite

Kyouwa Daisen-si Akita-ken JAPAN Kisamori Mine
FoV=12mm
D850/Bellows/Mitutoyo M Plan Apo 5 0.14 ∞/0 f=200


ぐぐっと寄ってみると白鉛鉱が緑鉛鉱にまとわりついている様がよくわかる。手に取ったとき
「おっ、この緑色は高倍率マクロで撮ったら面白そうだぞ」
という予感があった。もちろん会場で10倍ルーペで眺めてもいたが、撮影してできた写真をあとからゆっくり拡大してくまなく観察する。これが高倍率マクロ写真の醍醐味だ。

ちょっとやる気を出したので、二枚目の写真は多めにスタッキング撮影をしている。その数なんと340枚。同一の被写体サイズであっても対物レンズは通常のマクロレンズよりも慎重に撮影しないと、スタッキングで破綻しやすい。

この写真はもちろん外付け絞りを噛ませて、若干絞りこんでいる。それでも無限補正対物レンズというのはボケがどろどろになり、雑にピント送りをするとすぐにボロボロな画像に成り下がる。撮影台やそれを支える机などの環境にも大きく左右されるが、D850の電子シャッターによるサイレント撮影のおかげで10mmクラスの撮影成功率はずいぶん上がったもので。

ちなみに一枚目の写真はスタッキングなし。五段くらい絞り込んで一発撮り。等倍未満であればスタッキングせずに絞り込んで撮影でもまあいいじゃないか。

白鉛鉱は比重がとても高い鉱物だ。今までは単結晶にルースと重みがわかりやすいものばかり集めてきたけれど、こういう盆栽的な標本は撮影しがいがあってとてもいい。なかなか売っていないのが玉にキズだが。

 

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[白鉛鉱と緑鉛鉱コラボがこんなにいいとは] 

Nikon デジタル一眼レフカメラ D850

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