友人宅から近いところでキレイに花火が見られるということで、三脚担いで遊びに行く。今年は一回くらい花火を撮りたいなあと思っていた。
ちょっと早くから集まり、たこ焼きなどを焼きながら花火の音が聞こえるのをゆるゆる待つ。
具材のタコは鉄板だけれども、エリンギ、ミニほたて、さけるチーズなどを入れていただく。あんがいエリンギが美味で、さけるチーズも入れるとエリンギの淡白さを補って驚くほどおいしい。たこ焼き、楽しいな。
花火鑑賞&撮影ガチ勢でもないので、部屋の中からドーンという音がしてから出撃。昼間は殺人的な暑さだったけれども、陽が落ちると相対的にすごく涼しくなった気持ちになれる。
遠くで子供が「たーまやー!!」の掛け声をしているのが聞こえる。かわいい。
友人はアウトドアの椅子に腰掛け。わたしは三脚を立てて花火を楽しむ。
近頃の花火は鮮やかだ。
形もいろいろだ。ほとんど撮れなかったけど土星型。モンスターボールのカラーリング。ハート型。謎の形。ときに「これはしくじったのでは…」という形のもあり、目が離せない。
レリーズはリモコンで5~10秒くらいのシャッタースピードで、最低感度。露出は適当だ。三脚さえあれば、あとはいつどんな花火が来るかわからないので、適当にポチポチとシャッターを切る。
なので連射されると設定が追いつかず、こうして爆撃されたみたいなハレーションの写真が撮れる。それもご愛嬌ご愛嬌。
ときおり思い出したかのように設定を変えて、基本あとはリモコンを連打。
何も考えずにひたすらシャッターをポチりながら、アホみたいに花火を見上げる。
そういや露光中ズームという技があったなと思いトライ。
さすがズーミングしてもピントの変わらないズームマイクロさん!! ピント面がふくらまないから面白みがないね!!!
しかし爆撃感は5割増しとなる。このあとすべてを焼き尽くされそう。
一時間とちょいとで1万発以上の花火がすべて打ち上がる。この潔さ。暑いし人混みばかりだしで花火大会はご無沙汰だったけれども、たまにはいいものだ。
たこ焼きもいい。日本の夏のアイテムにたこ焼きを加えてもいいくらいだ。いろんな具を入れることによりもはやたこ焼きのアイデンティティはその形だけとなってしまうが、その丸さが花火を。スイカを。蚊に食われて丸く腫れた肌を連想する。
夏は始まったばかり。
あともう一度くらい花火を見られるだろう。カメラはまあその、あってもなくてもいいか(三脚建てるのが面倒くさい)。
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