Zoom Micro Nikkor ED 70-180mm F4.5-F5.6D
その昔オリンパスは「宇宙からバクテリアまで」というキャッチフレーズで、OMマウントという一眼レフシステムを築いた。始めは「Mマウント」という名前だったのだけれども、ライカネジマウントがMマウントと呼ばれていたため、カタログなどを出したあとに物…
産業用レンズを集めていると、紹介するべきかどうか迷うレンズを抱え込むことがある。わたしにとってはこの、コーワ『プロミナー』の名を関した謎レンズがそれに当たる。 どうして紹介するべきか迷うかというと、レンズの揃いが悪かったり、状態が悪かったり…
D850/bellows/Minolta DiMAGE Scan Elite 5400 LensFoV=6mmRudnik Rosegg/Faakersee Kärnten Austria マイクロマウント好き、という鉱物標本愛好家にとってたまらない瞬間は、肉眼ではよくわからなかったけれどもルーペで覗いてみたら面白い景色が広がってい…
記録低猛暑続く中。熱中症でダウンする人が続出し、塩分水分の補給が求められるようになった。わたしも通勤行き帰りは幼児が懸命に絞ってくれた雑巾みたいにビシャビシャだ。 ちょっとフラつくかなというときは、ポカリスエットなどのスポーツドリンクを飲む…
わたしはマクロ撮影が好きで、望遠レンズというカテゴリはそれほど興味がなかった。というよりも、被写体という意味で、望遠レンズを使う必要に迫られなかったから。というのが正しいのかもしれない。 なのでこれまで買ってきたカメラレンズ意外の光学系は顕…
みんな大好きUSB。をからめて何でも作ってしまうといえば「サンコー」だ。この会社は10個の新アイデアがあればうち9個が「誰がこの企画通した!!」と怒りたくなるノリのアイテムだけれども、1個は「これは…すごい…かも?」と唸るものを出してくる。びっくり箱…
この地味~なレンズはミツトヨの測定顕微鏡用対物レンズ。 レンズマウントはM26と、今どきの対物レンズの規格に使われるものと同じなので、対物レンズを一眼カメラにマウントするようなものであればアダプタには困らないだろう。 有限遠補正対物なので、結像…
石に対して平面を観察する。というのはあまりない機会かもしれないが、スライスした瑪瑙など、ごくごく狭いところで需要はある。そしていざそれに適したルーペとなると専用の観察道具が見当たらない。平面を観察するのであれば顕微鏡が一番であるのだけれど…
石好きにとって必要なものは10倍ルーペである。と断じてみたものの、低倍率や高倍率のルーペがあるとTPOに応じて使い分けられる。 とくに10倍以下の低倍率で、いいルーペがひとつあると気楽に観察ができる。低倍率は視野が広く、肉眼よりももう少しだけ大き…
↑いきなり当該ではないルーペです。 カートン製のルーペの付き合いは長く、いちばん初めに手に入れたルーペは確か1000円くらいの片持ち繰り出しルーペ。それはもう手元にはなく、酷使した結果レンズのふちは割れ、曇り、カシメはまったくカシまなくなってい…
光学界、ライカとともに西の双璧。カール・ツァイス。そこのルーペであるからしてもう疑いの余地はない。それならば、光学の世界ではとかく微妙な評価が多い可変倍率のものにトライしてみよう。そうして買ったこのルーペ。これはとんでもない性能だった。 二…
千葉県の拡大鏡の光学機器専門メーカー『京葉光器』。そこのミドルグレードの10倍ルーペがこちら。光学関連の専門でないとあまり聞かない名前かもしれないけれど、「LEAF(リーフ)」という典雅なブランド銘でルーペと拡大鏡の評価が高い。 このTH-20はやや大…
ひとくちに石好きといってもいろいろ派閥があり、繊細な鉱物標本が好きだったり化石が好きだったり、宝飾品に使われる前の裸石。いわゆるルースが好きだったりする。 当然それに合わせたルーペが必要で、先に紹介したベロモや池田レンズなどは広い視野と使い…
わたしはミネラルショーなどにおもむく際にはストラップつきの『ベロモ トリプレット 10x』を持っていくことが多いけれど、常日頃ポケットに入れているのはこれ。 『池田レンズ』から出ている『Ruper TRIPLET 10x』。レンズ的には同社の宝飾用ルーペのフラッ…
鉱物や宝飾品をさらに楽しむために必要なもの。それはルーペだ。異論はさまざまあるだろうけれど、わたしはまず10倍の繰り出しルーペを手に入れるべきだと強く主張したい。ひとまず何でもいい。鉱物ショップやミネラルショーの端っこに売っている500円くらい…
光の吸収率99.96%を誇る『ベンタブラック』という真っ黒な塗料があるんですけれど、使用権利を取って一般には使わせないようにしたアニッシュ・カプーア氏に怒って、「世界で二番目に黒い」「アニッシュ・カプーア以外は自由に使用できる」と銘打って産まれ…
友人宅から近いところでキレイに花火が見られるということで、三脚担いで遊びに行く。今年は一回くらい花火を撮りたいなあと思っていた。 ちょっと早くから集まり、たこ焼きなどを焼きながら花火の音が聞こえるのをゆるゆる待つ。 具材のタコは鉄板だけれど…
Oplenon 1 ½ f:1.0 Telephoto。メーカー=陽光精機マウント=Dマウント重量=(約)335g全長=(約)85mmフィルタースレッド=52mm化粧箱/前後メタルキャップ付き ヘンなレンズを好んで集めていると、集合知googleさんですらほとんど情報のないレンズが手元にやってく…
この手のものはペンタックスのパピリオ2で物欲が収まったと思っていた。見え方や操作性にはまったく文句なしであるにもかかわらずポケットに収まるくらいのサイズがいい~ 双眼鏡デカ~い。単眼鏡がほし~い。という思いがムラムラ湧き上がっていた。 パピリ…
わたしが下記のブログを書いたのも五年前。このときは赤いラインの12cmと黄色いラインの65mmのマクロニッコールしか手元にはなく。 しかしというかやはりというか、この道を歩いていると集まってくるもので。感動の対面は2018年でありましたが、一度くらいは…
毎年9月のいい時期に友達とツーリングに行くんだけれども、専用インカムがあったほうが安心だろうということで、適当なものを選んで導入した。それがこの『MS-1』。防水で軽量でデザインがよかったのでこれにした。 [製品情報]・ 品名:BlueRider M1-S・ ブ…
特に狙って買ったわけではないのだけれども、D850を購入すると全員プレゼント+抽選プレゼントの応募チャンスがあるというので申し込んでおいた。 すごいなニコン。D850はかなりのバーゲンプライスでの発売だったのに、こんな全プレまでやってくれるとは。 そ…
マクロレンズにのめり込んでいると、双眼鏡にもマクロ能力を求めたくなってくる。そんなわたしがオススメするのはペンタックスの『パピリオ2 6.5x21』だ。使い続けて一年ほどたったのだけれども、双眼鏡にどっぷりと浸かりこんだ方でなければ。いや、どっぷ…
FUJINON-M 1:7.3 f=5.6cm。全長=180mm重さ=1.2kgマウント=(おそらくM67 P0.7)固定絞り 旧世代産業用フジノンのお約束。公式データは一切ない。上記はわたしによる素人採寸なので、参考程度に思っていただきたし。防湿庫の中のヌシとなっている巨大レンズのひ…
フジノンMというレンズがある。これはずいぶん古くからある産業用レンズのようで、さまざまな焦点距離とF値。マウントがこの世の中に存在している。富士フイルムの社史を紐解いてもその記述はなく、それが使われていたという資料すらWEBですら見たことがない…
1974年。キヤノンは二種類のかわいいマクロ専用レンズをラインナップした。 CANON MACRO PHOTO LENS 20mm f/3.5CANON MACRO PHOTO LENS 35mm f/2.8 販売は80年代後半から90年代の初めまで行われていたようだけれども、2000年に入ると当時のカタログや書籍か…
WEBで知り合った友達と山梨県の山中でキノコ狩りオフ。実は去年も行っていて、そのときは毒キノコばかりで持ち帰るものがなかった。今回はそのリベンジである。 今回の収穫は上記写真のコガネヤマドリタケ。これが十数本ほど。あとはイグチ類をほんの少しだ…
D610/Zoom Micro Nikkor ED 70-180mm F4.5-F5.6D おそらくはわたしが最も使い込んでいるであろうレンズがこれ。マイクロニッコールの60/2.8Gだ。これはAPS-Cのころから大好きで使っていたのだけれども、フルサイズになってからはますます好きになったレンズ…
かつて、ミランダという古い国産カメラメーカーがマクロレンズを出していた。そしてそのマクロの名を『マクロン(Macron)』という。 どこかの雑誌でその名前を垣間見てからというもの、いずれ機会があったら手に入れたいと思い続けていたレンズだった。 ミラ…
このカメラが出たのは今から六年前。APS-Cの撮像センサーと、フルサイズで35mm相当になる23mm f=2の単焦点レンズを備えた高級コンパクトデジタルカメラとして、その性能もさることながらクラシカルで品のある趣が話題となった。 わたしの記憶だと最安の実売…