ここのところ更新をできないまま七月を過ごしておりましたが、
決して体調が思わしいなどではなく、単にリアルが忙しいだけで。
その証拠に過日、友人と鮎を食べに行ったりしておりました。
ウナギなどはなんというか別格という気がするけれども、
川魚のなかでは鮎がいちばん美味しいと思う。
わざわざ予約の労を申し出てくれた友に感謝。
ちなみにお店は荒れるのヤだからあえて伏せます。
まずは酢で締めた鮎をたっぷり乗せたサラダ。
サバよりもクセがなく油気も少なく味がキュッと締まっている。
ばっちりだ!! ばったりだよ!!!
鮎のお造り盛り合わせ。
左手の黄色いタレがかかっているのが酢味噌和え。
奥が刺身。手前は前ボケでわかりにくいけれども湯引き。
わたしはこの刺身が大好きで…
鮎はよく味わうとふわりと漂うウリの香りがする。
焼いたときにそれは顕著になるのだけれども、
刺身で食べるとなんとも淡麗ではかない香りが楽しい。
いつまでもこの味わいを感じられる舌でいたい。
定番の塩焼き。
文句なしの焼き加減と香り高さ。あえて猛々しい顔つきをパチリ。
はらわたまで美味しくいただきましょう。
鮎の骨せんべい。
カリカリに揚げたところを齧っていただく。
ちなみにお造りに出てきた鮎を揚げてもらっている。
身をこそげとった中骨だけを網でカリカリに炙ってもらって、
日本酒に入れても出汁のよく沁みる燗になるかもしれないと思った。
しかしこの日は暑かったので熱燗はなー
最後の〆に鮎飯。
写真をよく見ると米粒のひとつひとつに鮎のほぐした身がうっすらまとわりついている。
卑近な例えで恐縮だけれども、よくできた炒飯のようなパラッとした食感。
小骨が見えるが、口をつむんでじっくりゆっくり噛み締めて食べると乙だ。
他にも近海モノの刺身を食べたり、つみれを食べたりしてお腹いっぱい。
もちろん酒もたっぷり飲んだ。
たまにこういう、真剣に味わう料理を食べると心身がしゃっきりするね。
というわけで鮎よまた来年。
今度はタデ酢でお造りとかもいいねえ。
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[↑寄生虫いるから腹側は生じゃダメだよ!!]
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