マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。鉱物標本写真/ルース。猫も撮ります。マクロレンズと産業用の変なレンズが多いです

岡村製作所『ヴィスコンテ』レビュー的なもの

今まで床に座ってみかん箱ならぬ茶箱を机にPC作業をしていた。
今まではそれで苦はなかったのだけれども、
かかりつけの接骨院と整形外科からよってたかって
「それは腰によくないからやめれ」
と、いわれ続けていた。

なので一念発起して机とイスを導入。
いずれも岡村製作所で揃えた。
事務机やイスでは老舗ということだったので。

正直なところ手元不如意だったので安く抑えたかったのだけれども、
先達たちは口をそろえて
「イスは少しでもいいものを買え」
「新品1万のイスより中古OAチェアの1万のイス」
というので、アマゾンさんでテキトーなのを見繕うことをやめた結果、
メイドインジャパンのオカムラ製のイスにした。
もちろん予算の都合でちうぶる。

それがこちら、ヴィスコンテさん。
OKAMURA Visconte
対抗馬としては米国スチールケースの「シンクチェア」があったのだけれども、
メイドインジャパンを信頼してこちらに。
きたない汚部屋ですみません…


この手のOAチェアというのは
自分の体型やクセに合わせていろいろ調節できるのがいいところ。
が、オプションを付ければ付けるほど高くなる。
しかし、中古OAチェアを購入するときにはオプションの有無に気をつけたい。
自分の望むオプションがついているかどうかを、
しつこくショップに問い合わせたほうがいい。
同じイスでもオプションの有無で値段が数万違ってくることもある。
むやみに安いものをWEBで注文するとえらい目に合いそうだ。
アームレストみたいに見た目でわかるオプショもあれば、
座面スライドやリクライニング方式など写真だけではわからない機能もあるからだ。

OKAMURA Visconte

そして、できることなら実際に座ってみるのがいい。
これはOAチェアを進める人なら皆いっていることだ。
が、OAチェアは一度座っただけではよくわからないの。
その場の座り心地と、数時間の作業での座り心地は別物だ。
それでも座らないよりマシなので、できれば座って、後悔しない買い物をしたい。
なにしろOAチェアは安くないものだし、処分するにもひと苦労だからだ。

わたしは自宅用のOAチェアに、
「数時間キーパンチをしつづけていてもカラダがラクなイス」
という理想があった。
職場で使っているイスもあるので、それをふまえて下記オプションのものを購入。

・ランバーサポート付き
・可動アームレスト
・フリーリクライニング
・ハイバック
・背メッシュ
・座スライド付き


結論からいうと、そこそこ成功のチョイス。
ただ、ヴィスコンテさんのランバーサポート。可動腰サポートはカチカチの樹脂製なので、
あってもなくてもよかったかな。とは思っていたりする。

可動アームレストは必須の装備だと思った。
特に高さは重要で、キーボードの高さと同じに設定できると腕がものすごくラク。
ヴィスコンテさんの可動肘かけは[高さ/肘掛けの向き/肘掛けの前後移動]があるのだけれども、
高さ以外はあればまあラクかな。くらいの感じ。

ヴィスコンテさんのハイバックは、それほどハイバックではなく、だいたい肩がつくくらいの高さ。
ローバックよりもハイバックのほうが背中を預けやすいのでオススメ。
が、作業中に伸びをしてぐったりしたい場合などは、
頭をささえるヘッドレストがないのでここらへんは好みが別れるかも。
わたしは職場で頭もささえるタイプを使っているけど、
これはこれでいいものなのでオススメしたい。
が、ヴィスコンテさんにはヘッドレストのオプションがなく、
わたしの部屋配置だと頭を支えられるハイバックは置き場所的に邪魔なのだった。
ちょうど後ろが本棚で、ヘッドレストがあるとがつがつ当たるので…

背メッシュのほかにはオールクッションがある。
これも好みが別れると思うけれど、わたしはメッシュにしてよかった。
クッションだと蒸れる反面冬場は暖かい。
メッシュは蒸れないけど冬場は寒い。
わたしは座布団代わりにちっこいホットカーペット置いているので、冬はこれで対応する。
置く場所は足ではなく尻。これがあると冬でもほかほか。

そして、汚れ防止の意味も含めて、いつもはタオルを一枚背中に垂らしている。
職場でもメッシュタイプを使っているんだけれども、背中を支える反発力が心地いい。
クッションは背中を包み込んでくれる感じだけど、
メッシュは「反発力だけ」を与えてくれる。みたいな。
OKAMURA Visconte


座スライドはあればあったほうがいい。
これを勧める人も多いのだけれども、座った時にイスの形が適正
(背筋を伸ばして座って、膝裏に指二本分くらいの隙間がある)ならば、
あまりこだわらなくてもいいような。
もちろんあったらあったで便利機能。

一番微妙なチョイスであったかな?
と思うのはフリーリクライニング。
ヴィスコンテさんにはもうひとつ五段階リクライニングというものがあり、
こちらのほうが高級モデルとなる。
違いは、五段階のほうはその名の通り五段階のリクライニング場所に固定できる。
フリーのほうはいわば一段階リクライニングだ。背をもたれると最後まで倒れる。
リクライニングが固定できないので、伸びをすると作業が完全に一時中断する。
これについては五段階リクライニングのほうがよかったかも。
わたしは椅子の下にあるリクライニング調節で、リクライニングをかために設定して、
あまりリクライニングしないようにして対応しているが、それなりに快適だ。

総評としては買ってよかった。
作業効率がものすごくアップしたのももちろん、姿勢がよくなってきた。
腰痛の気配もどこかにいった。
イスすごい。

ちょっと高い中古のOAチェアという選択は大いにアリだったなと。
イスをささえる棒がドンとそのままおしりに伸びているタイプではなく、
一見どうやってイスを支えているかわからないようなイスがオススメです(雑)。
OKAMURA Visconte
定価で5〜10万くらいのイスならたいてい後悔しないという印象も受けます(超雑)。


いつかは10万をポンと払って新品のイスで作業したいですねー











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