スーパーのお酒コーナーを歩いていたらふと目に止まったのがニッカの『余市』。
ずいぶん前に飲んで、宮城峡のほうが好きかな。と思ったきりだったので、
お安いやつだったから買ってみたらこれがおいしい。
予想外のおいしさだったので、ブツ撮りに走るという屈折した愛情表現。
まだ若いだろうにアルコールのきつさがまったりとしていて、
塩っぽいというかオイリーというか。
マッカランを思い出すシェリー香の華やかさ。
飲みくちは甘くて華やか口当たり良好だけども、
ピート香はごくうすで、後味にかすかに煙さが香る。
じつに見事なバランスモルト。
時期とともに嗜好は変わるのだから、思いついたら変わったことをしようと思わされる。
余市10年や12年も飲んで見たくなり、
近々試してみたいと思う所存。
一杯やりながら撮影というのも悪くないですねえ。