マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。鉱物標本写真/ルース。猫も撮ります。マクロレンズと産業用の変なレンズが多いです

BAUSCH&LOMB 12.7mm F=3 ANASTIGMAT

BAUSCH&LOMB 12.7mm F=3 ANASTIGMAT

そこそこ前のこと。
あやしいレンズ沼、グレートスリーのおひとりよりアダプタを密売させていただいたとき、
おまけということでいただいたこのレンズ。
ボシュロムの12.3/3というあやしいスペック。
Dマウントシネレンズだ。
当時わたしは、使えもしないシネレンズを『かわいい』という理由で集めていたので、
これはすごく嬉しいおまけだった。

BAUSCH&LOMB 12.7mm F=3 ANASTIGMAT

真鍮製の鏡筒に厚く塗られた黒エナメル。
文字に流し込まれた白エナメル。
その姿になんと風情があることか。

横幅は23mm。高さは17.5mm。
未だ、わが家でもっとも小さいレンズということで、
サイズに似合わない存在感を発している。

BAUSCH&LOMB 12.7mm F=3 ANASTIGMAT

いただいた当初はこのレンズをまともに使える環境がなかったのだけども、
今ではPENTAX QというDマウントの強い味方がいる。
というわけで、外観と作例を紹介していきたい。

なお、いにしえのシネレンズに多いことだけども、
このレンズにはピントリングがない。
ピントは絞り輪で被写界深度を深めて合わせる。
ピンボケが多いのはそういう訳なのでご承知あれ。
また、撮影してからしばらく時間が開いたこともあり、
絞り値を忘れているので記載していません。
開放〜二段絞りくらいまでしか使っていません。
撮影はRAWで、フォトショップで無劣化現像&回転のみ使用。


test cat
1/100 ISO=160


test cat
1/100 ISO=640


test
1/200 ISO=125


test
1/100 ISO=160


test
1/100 ISO=1600


test
1/500 ISO=125


期待通りの写り。
何を写してもノスタルジックで素直。
このレンズの生きた時代に迷い込んだかのようで、
ペンタQの軽快さもあり、楽しく撮影できた。
これだからDマウントシネレンズはたまらない。





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