ここ数年はOGKカブトのジェットヘルメット『Asagi』を通勤ツーリングともに、とくに不満なく使いつづけていた。一部ライダーの間ではフルフェイスにあらずは人間ではあらず。という論調もあるが、わたしはジェットの気軽さが好きだ。
とくにピンロックシートを貼り付けてからの快適性はすばらしい。曇ることが皆無だ。
そんなわたしだけれども、フルフェイスを導入してみようかナ~ という気になったのは、今季の冬の寒さ。そして今の花粉の多さである。話によると、フルフェイスはそのへん、かなり防御力があると聞き及んだのだ。
OGKの『KABUTO』というネーミングセンスが好きだ。あと、インナーバイザーは『asagi』で必須ということがわかったので、今回もインナーバイザーをオプションで『KAMUI-Ⅱ』。マット加工かっこいい!!
しばらくフルノーマル『KAMUI-Ⅱ』の写真をご堪能ください。
ピンロックがついているなら、もう付けない選択肢がないと思うくらいには信頼しているので装着。
さらにノーマルのノーズガードをブレスガードProに変更。これがあると、インナーバイザーを下ろしたとき鼻と目元を完全に隠せて、メット焼けではづかしい思いをしないで済むぞ。
スティッチの姿がバイザーを下ろすと…
ジャーン!! 完全に隠れるんだぞ!
そしてアゴ側面にアクションカム付けるパーツもつけて万全。
というわけでジェットの『asagi』は通勤でいつも通り使い、遠出したり寒かったり花粉が多いときはフルフェイスの『KAMUI-Ⅱ』を運用する感じになります。
一週間ほど慣らしで使ってみたので雑感と『asagi』との違いを箇条書きに。
・この時期、フルフェイスだとピンロックシートをしていてもメガネが曇るのは誤算。
・『asagi』はピンロックシートにマフラーで首元ガード。インナーバイザーを下ろしても曇らなかったので、メガネマンならジェットのほうがもちろん楽で。
・一度曇るとシールドを一段階開いて換気が必要。結果風と共にゴウゴウはいってくる花粉ども。
・ほっぺたチークパットが当たってアンパンマン顔になるため、ブレスガードとシールドはいつも閉めていたくなる。
・視界が狭くなるかと思ったらその点はまるで気にならない。広々。
・『asagi』はピンロックシートをつけるとシールド上部に指一本分ほどの隙間ができて、少し前傾で上目遣いになるとシートのないところが気になるけど『KAMUI-Ⅱ』のワイドタイプは視界レンジをほぼすべてカバーしてくれる。有能。
・顔の寒さはほとんど感じない。冬前に導入すべきだった。夏の暑さが今から怖い。
・ベンチレーションは『asagi』も『KAMUI-Ⅱ』もたいして変わらない。強いて言うならジェットの『asagi』のほうがシールドの下が開いているだけ換気は良好。
・マイクロラチェットバックルは慣れないとこのままメットが脱げなくなる、という恐怖があるかもだけれどもすぐ慣れるからこっちのほうがいい。楽。
・ブレスガードProは端の処理をマジックテープで好きな場所につけるのだけれども、チークの中に入れるとちょっとチクチクする。ここらはまだわたしの使い方が悪く模索中。
思っていたよりメガネのクモリが出てくる以外は、現在のところ良好。ジェットからの変更で戸惑うところは走行中に関してほとんど皆無。アゴのとろこが一体型になっているので、今までよりも持ち運びが窮屈な感じは否めないけれど、それは物理的な問題なので覚悟すべきだと思う。
なんにせよ新しいメットというのは心躍る。
ブレスガードとシンナーシールドがあるため、うかれポンチなわたしの鏡自撮りも初公開。お恥ずかしい。
無事故無違反を目指して安全ライディングを心がけます。
[↑撮った後で公開するのは生活感あふるる背景]
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