マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。鉱物標本写真/ルース。猫も撮ります。マクロレンズと産業用の変なレンズが多いです

積載量がアップ! SHAD トップケース 40CG CARGO

SHAD topcase 40CG CARGO

なんだかあやしいウイルスが蔓延しそうだ。というあたりで不謹慎なわたしが思い出したのは北斗の拳。時はまさに世紀末。Youはショック。バイクでヒャッハー!! の時代が来る!!! しかしトゲトゲのついた肩パットや装甲ではなく積載量アップが必要になると考えた。

オークションで適当なリアキャリアを落札し、トップケースを付けることにした。これまで箱など付けなくてもいいかという考えだったのだけれども、たまたま食材が一気に切れて、リュックに米5kgと右腕に酒醤油味醂が1リットルのレジ袋。左腕に肉卵キャベツなどが入ったレジ袋を下げて帰ることになり、積載アップは急を要すると判断した。

それまで、買い物は仕事帰りにちょっとずつ買うことでこんな事態にならなかったのだが、仕事がテレワークとなり外出を控えるために買い出しを週一回にしたらこれだ。

キャリアにこだわりはなかったが、トップケースはSHADにしようと思っていた。着脱がかんたんなことと、カギをかけなくてもケースが開閉できるからだ。知らない方は知る由もないが、バイクのトップケースのほとんどはビジネスホテルの扉みたいに、開閉するたびにカギが必要になる。これが大変面倒くさい。たいていボックスのカギはバイクーのカギと同じホルダーにしておくが、一度エンジンを切らなくてはいけないことが多く、PCXでトップケースを運用していたときに辟易とした。

SHAD topcase 40CG CARGO

キャリアにベースを接地。左右のパネルにキャリアとベースを連結する穴がある。ここの穴をふさぐパネルは一度ハメ込むと次からはマイナスドライバーで強めにこじる必要があるから二度と開けたくない。

SHAD topcase 40CG CARGO

ライダー側からマウントにツメを受ける溝があるので、これをひっかける。そののち金属のロックがあるのでがちゃこんと押し込むだけ。これだけだと完全なロックにならないので注意。

SHAD topcase 40CG CARGO

SHAD topcase 40CG CARGO

SHADのケースは着脱ハンドルとケース開閉のハンドルのふたつがある。下の鍵穴があるハンドルが着脱のハンドルで、手前に倒すとマウントが外れる。装着したいときはハンドルを完全に閉じた状態で押し込むとロックがかかる。ハンドルがちょっとでも浮いているとロックされていないので注意。

SHAD topcase 40CG CARGO

上のハンドルがトップケース開閉のハンドル。けれどもこのハンドルは二重になっていて、外側がキャリング用のハンドル。中心に指を入れて持ち上げるハンドルがケース開閉のためのもの。キャリングハンドルを上げないと、ケース開閉ハンドルにアクセスできないため初見だと戸惑うかもしれない。なお、このハンドルもかっちり閉めないとロックされない。逆にいうとすべてのハンドルがかっちり収納されていないとどこかロックが甘い。ということになる。

SHAD topcase 40CG CARGO

中には40リットルの収納スペース。急な雨のときのため、いつでも雨具入れて置けるスペースがあると安心だ。あとはフクピカが入っているだけ。

SHAD topcase 40CG CARGO

フルフェイスひとつなら余裕。わたしは頭がデカいのでXLサイズだけど楽勝。ただし、フルフェイスは横にしておく必要がある。フルフェイスふたつはちょっと微妙。

SHAD topcase 40CG CARGO

SHADの40リットルモデルはふたつあり、トップケースの上にさらに積載できるカーゴスペースがあるものとないものだ。余分に積むことはまずないと思うが、どうせならカーゴつきのを。という軽い気持ちでカーゴモデルにした。ただし、防水を完全なものにしたい。と考えるのであればカーゴなしのほうがいいかもだ。

SHAD topcase 40CG CARGO

カーゴキャリアは自分で付属のネジを使って取り付ける必要がある。本体に穴を開けて、パッキンつきのタッピングビスで固定する。ここの耐久性がどうかはまだ未知数だが、防水を考えるなら穴などないほうがよかろうもん。何度かどしゃぶりの中を走ったこともあり、水漏れはなかったがパッキンやコーキングというのはあてにしない心構えが必要だ。

とはいえカーゴには目下何を乗せることもない。せいぜいグローブを置くくらいだ。作りを考えてもあまり重たいものを乗せるのはよくないだろう。せいぜい衣類とかキャンプ用の寝袋やマットくらいが関の山と考えている。

しかしこのトップケースのおかげで非常事態宣言の巣篭もり期間は、週に一度の買い出しで事足りるようになった。野菜と肉、レトルト食品などをどかどか入れておける頼もしさ。結果として大変満足している。

一度箱をつけると二度と外せない。バイク乗りの間で口伝されている言葉だ。積載できるというのは着の身着のままであるはずのバイクライフに、ほんのちょっと。雨具を入れておけたり、ツーリングでお土産を買ってこられるというささやかなメリットを与えてくれる。

箱のもったりとしたシルエットを嫌う者は決して載せようとしない。わたしはまあ90%が通勤使用であるので、あまりシルエットにはこだわりがないのでよし。見慣れれば格好いいとすら思える。

SHAD topcase 40CG CARGO

その気になれば箱だけお留守番だってできる。かわいいではないか。という境地になればもうあなたは箱から逃げられない。

SHAD topcase 40CG CARGO

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[サイドにつけるケースは狭い道通るとき「ガッ!」って当たりそうで怖い]