悪疫自粛からの流れで、ここのところめっきり出不精が続いていた。外に出ないことが正しいという意識が刷り込まれている…という大層なことではなく、なんかダルいし面倒くさいしという後ろ向きな理由なのはよくわかっているんだ。
文化の日だし、ここは文化的にいこう。健康も必要だし紅葉も見たいしトチギスタンあたりの温泉までぶらりとしてくるか~的な一念発起でバイクに飛び乗った。
喜連川早乙女温泉。という温泉には猫様が多くて泉質もよいという啓示を胸に東北道を飛ばしてまずは湯を求めに。行きは高速で飛ばし、帰りは下道をゆるゆる道の駅などに寄りつつ帰ろう。ルートは上記のような結果になった。移動だけで5時間と少し。走行距離300kmほどだ。
行きにはこれといって特筆すべきことはなく、刈り入れの終わった田畑に牧草ロールがランダムに転がっている様子でもご覧ください。
喜連川早乙女温泉に到着。するとさっそくの出迎えが。
白い猫様がと追いかけていくと、受付のお姉さまと目が合いひとまず湯をいただくことにした。
喜連川早乙女温泉は「きつれがわそうとめおんせん」と読み、「さおとめ」ではない。
この場所について詳しくはHPを見ていただくのが手っ取り早い。ただ、気をつけてほしいのが館内は完全に撮影禁止。一歩歩くごとに張り紙が目に入るくらいの諸注意があり、インスタ映えや社交場には向いていない。
よほど温泉に自信があり、中の人もさぞ強面なことか…と思ったが、受付の方も食堂の方もみんな当たりの柔らかい方で、敷居を上げてマナーの悪い客を弾きたかったのかな。とか思わされ。
施設は古いが味がある。お湯はいいぞう。わたしは岩風呂に入るとき、湯の花に足を滑らせてしたたかに尾てい骨を打ち付けた。手すりとかないのでみんな注意だ!!
お湯は本当にいい。当たりが柔らかくて硫化水素臭もきつくない。注意といては蛇口から出てくるお湯は温泉で、水と混ぜてシャワーをするタイプ。備え付けのボディソープはあるがシャンプーなどはない。シャンプーないと温泉水で頭ごわごわになるかも。わたしは受付で花王エッセンシャルのミニボトルセットを買ったのでサラサラだ。ドライヤーはある。
食堂でも写真禁止なので料理画像はない。わたしは一番人気の生姜焼き定食1200円をいただいた。おいしい豚ロースを使っているし、付け合せの野菜と味噌汁と小鉢もいい味。
風呂上がり後はお楽しみタイム。そう、猫様だ。
こここ、仔猫様!! 目がちょっとウニウニしているけど、まだよちよち歩きで人見知りしない仔猫様!!!
撮影しているとたぶん母猫様がやってくる。よっしゃ来い。
盆と正月がやってきたみてえな光景だな…
母猫様(仮)は警戒はするものの接近と撮影は許してくれる。なんならタッチしても逃げない。さらに調子に乗って仔猫様を両手にすっぽり持ち上げても眼光一つで許された。わたしの猫徳も上がったものだ。
仔猫様はこれもんの。
この近さで接してくれる。
ありがたや…
入場を導いてくれた白猫様参戦。接近しておでこアタックのご褒美をいただきました!!
ありがとう早乙女温泉。ありがとう猫様。
撮影会。握手会はまだ続く。わたしはネコタン価の高いハイオクが入ったのでお暇します。あと岩風呂でコケてぶつけた尾てい骨が痛いので帰ります。
ツーリングだということを思い出したので、近くのひなびたススキ道で記念撮影。
フルフェイスしていると気兼ねなく顔出し(?)できていいですね。
道の駅「しもつけ」でビバーク。缶コーヒーと豆乳クリームたい焼きを味わっていると聞こえてくるフォルクローレ。そこにはペルー・アンデスのお土産屋が…これください!!
アルパカ(中)をお買い上げ。大はわたしが年末ジャンボが一頭前後賞当たって豪邸を建てたら身受けしに来るから。
旅のおともにはちょっとサイズ感大きめ。
安全運転で日が暮れる前には家に帰りました。みんな、旅の危険は移動中だけじゃなくてお風呂にも潜んでいるから本当に気をつけような!!
==おまけ==
いい感じの踏切を撮っていたら折よく電車が。
ぜひリンク先のFlickrで先頭車両を確認してみて。「試運転」だって!! わたしは電車に興味ないけど、なんかちょっと嬉しかった。
==おまけ2==
自宅でアルパカ(中)。アルパカ(小)と邂逅を果たす。
小は何年か前のミネラルショーでなぜか売っててなんとなく買った。ファミリーが増えるのはやっぱり嬉しい。
[↑Z24-200高倍率ズームの性能のおかげで荷物が軽くなったよ]