今日はようやく春が来たと感じられる一日だった。昼食を求める道々、たっぷり90分コースのお散歩は大正解で、日向ぼっこに余念がない猫様たちを多数目にすることができた。
いち早く春を告げる河津桜もちらほらと咲き始めている。
猫花猫猫花。ときおり香るのは梅の花。
今年は悪疫とまぎらわしいのでくしゃみが出ないよう早めに花粉症のおくすりを飲み始めた。春先の花粉一番が、いちばん喉鼻に違和感を感じやすい。とわたしは思っている。すこやかなお散歩に抗アレルギー薬が必要とはやるせないが仕方がない。
旧熱効率マックスの黒猫様は一番に活動的になる。のほほんと歩いているわたしの腕では本気の猫様にジャスピンをあわせるのは難しい。それでも猫様の躍動感が撮れていればうれしい。
まだ沈丁花は本気を出していない。これが匂い立つようになると一気に春めいてくる。
まだまだ満開にはほど遠い一部咲き。
道に、路地に、壁と壁の隙間に猫様。猫様は咲く場所を厭わない。暖かければそれに越したことはないけれども、日陰でもお気に入りの場所が最優先。
動くことができない植物は太陽任せ。咲いた場所が故郷であり終の棲家だ。
ネコノフグリはないのかな。いやイヌのふぐりもブルーだなんてそんなウフフ。とか呟きながら日が暮れる前に帰る。人間にはまだまだ寒い時期が続くので健康管理に気をつけよう。
[↑ラビア国からやってきた悪疫によく効くおくすりはまだか]