マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。被写体は鉱物標本/ルース。猫も撮ります。マクロレンズとヘンなレンズが多いです

足尾銅山の黄銅鉱

Chalcopyrite & Quartz

D610/Bellows/NIKKOR-AM*ED 120mm f/5.6S
Fov=17mm
足尾銅山産

日本の鉱毒、といえば足尾銅山。
というと異論がありそうなので、トップ3としておこう。足尾銅山、神岡鉱山、土呂久鉱山。その不名誉な黒歴史は、いずれの山にもミュージアムが残って今に伝えられている。

わたしは春にふらりと気の赴くままにツーリングに出たところ、気がついたら足尾銅山のミュージアムにいた。これが嘘ではなく、気がついたら『足尾』という地名が見えてきたので、導かれるままにやってきたのだ。

そこの某ミュージアムでは足尾の歴史を伝えるとともに、今でもたまに地元のコレクターが不定期に鉱物のコレクションを放出している。わたしはたまたまコレクション放出のときにめぐり合い、幾点かの標本を譲り受けた。上の写真はそのときに入手したものだ。

わたしが気まぐれでここにやってきたこと。そして鉱物が好きだということで学芸員の方とお話をしたところ、私的に保有していた標本まで譲っていただけた。

「好きな方に持っていただくのが一番です」

石よりも重い言葉であった。バイクであったし、わたしはサムネイルサイズの標本を集めているのでなんとか安全に持って帰ることができた。うれしい体験だった。

黄銅鉱は針のような細かい水晶とともにいて、ルーペで覗くとたいそう賑やかな景色だった。しかしそれだけに、写真の主題となる結晶を探すのに時間がかかった。その探す時間が楽しめれば鉱物撮影はさらに楽しい。

すでに個人が気楽に行ける採集ポイントはほとんどないということだけれども、近くの川でたまに水晶が拾えることもあるらしい。春になったらまた訪れたい。

今度はたまたまきれいな燐灰石、あるいは蛍石が放出されていると嬉しいなあ。もちろんサムネイルサイズで、手の届くお値段で。

 

Chalcopyrite

D610/Bellows/Mituotyo M Plan APO 5
Fov=2.5mm
足尾銅山産

 

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[↑夏は勢いで神岡鉱山に行きました(土呂久はちょっと遠い)] 

小野崎一徳写真帖 足尾銅山

小野崎一徳写真帖 足尾銅山