2014-01-01から1年間の記事一覧
この時期、居心地のいいひだまりには猫がいる。 それも、地面に近いところではなくあまり人間の意識に触れないような位置に… ほらいた。せっかく暖まっているところにお邪魔をするのは気がひけるのだけれども、 180mmの望遠マクロを試写のためにつけていたの…
そこそこ前のこと。 あやしいレンズ沼、グレートスリーのおひとりよりアダプタを密売させていただいたとき、 おまけということでいただいたこのレンズ。 ボシュロムの12.3/3というあやしいスペック。 Dマウントシネレンズだ。 当時わたしは、使えもしないシ…
FUJINON-TV 25/0.85は楽しいレンズだ。 ペンタックスQで35mmフルサイズ換算すると、 このレンズは139mmという中望遠に変化する。 この焦点域は猫を撮るのによし。 道端の気になったものを撮るのによし。 使って楽しい大口径の開放描写。 1/800 F0.85 ISO=125…
あやしいフジノン。 その名もFUJINON-TV 1:0.85/25。 Cマウントの産業用ハイスピードレンズ。フジが出しているこの手のレンズは正確な資料がなく、 そのすべてを『あやしい』と表現するしかない。 いまだに何だかよくわからないフジノンはいくらでもあり、 …
D610/Bellows/Ernst Leitz Wetzler Summar f=8cmグリーンを噛んだやさしいシーブルー。 どこから来たのかわからない、カルセドニーさん8mm(直径)。 ルースのときは『玉髄』ではなく『カルセドニー』と呼びたい。 でもまあ『玉髄』もかなりイケてる名前なので…
柴又の帝釈天にいってみた。 家が近いのであまり有り難みがなく、 いざやってきてもやはり有り難みを感じないという有り様。ひとまず浄財を投げ入れ合掌。 柏手のほうが勢いがついていいとか、思ったのは抜群に秘密。お水もかけちゃう。…つまらない。 ひさし…
透明度が高く、紫色やピンク色のリシア輝石のジュエルネーム。 それがクンツァィト。 宝石界の中でも比較的珍しい紫色の石で、 それなりに大きなものも産出し、スミソニアン博物館にはブラジル産の 880カラットの結晶が展示されている。 [ Smithsonian Kunzi…
マクロ者にとっての仏像。 高倍率マクロ者にとっての仏舎利。 見かけたら敬意を感じずに入られない一本といったら、 わたしはウルトラマイクロニッコールを挙げる。赤本導師のサイト『RED BOOK NIKKOR』見てからというもの、 いつかはこのレンズを一本でもい…
PENTAX Q/Bellows/NIKON Plan 10 ペンタQの操作もずいぶん慣れてきたので、高倍率マクロ者のたしなみ。 諭吉ベンチで解像力を調べてみる。 すると意外や意外。 パッと見だけなら悪くない。 一眼レフのようなミラーショックやシャッターショックがない電子シ…
ある日のお休み。 わたしは数年ぶりに青戸にある児童文学専門『たんぽぽ館』に向かう。 わが家にある高楼方子の本はすべてここで買ったものだ。 以前はよく足を運んだのだけれども、ハリポタブーム以来、 児童文学の発行数が多くなりついていけなくなり、 本…
夜、なんだか突然自転車を漕ぎたくなって、 しばらく放置していたマウンテンバイクに空気を入れ、 チェーンに油を回してグリスを塗る。原付で通勤をするようになってから、自転車はめっきり乗らなくなってしまった。 高校時代から、マウンテンバイクはわたし…
相変わらずペンタQはシネレンズばかり使っている。 写りや便利さでいえば当然純正のAFレンズなのだけれども、 古いDマウントは本当にかわいいので仕方がない。シネニッコールは球面収差が旺盛で、 開放だと何を撮っても周辺がボケて楽しい。 しかし、思って…
スーパーのお酒コーナーを歩いていたらふと目に止まったのがニッカの『余市』。 ずいぶん前に飲んで、宮城峡のほうが好きかな。と思ったきりだったので、 お安いやつだったから買ってみたらこれがおいしい。 予想外のおいしさだったので、ブツ撮りに走るとい…
ペンタQにアダプタをつけて、Dマウントのシネニッコール。 外観は以前撮影したものを見ていただきたく。 38mmのf/1.9という謎のスペックは8mmフィルムのセンサーサイズでは、 おおよそ200mmクラスの望遠単焦点として使われていた。 初代ペンタQの撮像素子だ…
バリアングルやチルト液晶がうらやましくならないよう、 ちょっと前からアングルファインダーを使っている。 というのはもちろんウソです。さまざまなデジタル一眼カメラに可動液晶が搭載されるようになった今、 真っ先にディスコンとなるのがこのアングルフ…
スペインよりお越しのこちらアラゴナイトさん。 六角柱の中心の斜めに入り込んだかわいらしいお姿。 この恥ずかしがり屋さんめ。と思ったけど、 ガワも中も全部アラゴナイトじゃないかと思い、見る目が冷たくなる。 でもかわいい。鉱物標本の楽しさをがっち…
写真家。内藤明氏による写真展『Light』を見学させていただきました。 スタイケントーキョー。というギャラリーです。 知人のお師匠様ということでここを紹介していたのと、 写真展というものにあまり行ったことがないため興味があったこと。 なにより谷根千…
十数年来。OHTO(オート)のプロメカというシャープペンシルを愛用している。 分解清掃のさい、シャープペンの芯を送る小さなゴムをどこかに飛ばしてしまったらしく、 いくらおしりをノックしても芯が出てこない。 どうにも直せそうにもないので、新しく新調し…
Bou Beker, Touissit, Oujda Prov, Oriental Region, Morocco Fov=9mm D610/Bellows/ZUIKO MACRO 1:3.5 f=38mmモロッコよりお越しのローザ石さん。 といってみたものの、緑色のローザ石さんを覆う形で 透石膏セレナイトを纏っている。 しかも母岩にはドロマ…
以前この道を通ったときに名前が気になっていた。おそらく生猫はいないのだろうが、猫好きのにおいがプンプンする。 いつか入ろう入ろうと思い、ようやくチャンスが巡ってきた。 荒川区は町屋駅から少し離れたところにあるカフェだ。 店名もいいがキャラクタ…
前々から気になっていたカメラを買った。 ニコンではなく、ペンタックス。 わたし初のミラーレスカメラとなる『PENTAX Q』だ。 マグネシウムの堅牢ボディである初代Qのホワイトと、 単焦点、PENTAX-01 STANDARD PRIME。 ズームレンズ、PENTAX-02 STANDARD ZO…
カメラを持って町を歩くと猫発見。 しかし様子が何かあやしい。 周囲に気を配りつつ路地に消えようとしている。 そこには猫の一家がお住いだった。 ヒャッハー! こんなところに隠れてやがった〜!! とばかりに悪役面で激写するわたし。 遠くで威嚇の声を上げ…
いい加減肌寒い。という九月後半。 道を歩けば場違いすぎるこやつらを発見。ここだけ見ると夏真っ盛り。 でも葉っぱがどこか固く、色も暗い。 よく見れば夏の盛りとは何が違う。ひまわりもよく見れば中心部が老いている。 花弁はよくがんばっているが、無理…
夜道を歩いていると街灯に照らされヒガンバナ。 去年まではこんなところに咲いていたかな… と思いつつも撮らせてもらう。 金網を縫うようにしてにょっきり咲き誇る。立ち姿は妖艶といってもいいくせに、咲く場所を選ばない。 そういう生き方嫌いじゃない。 …
ずいぶん前に買ったビスマスの弟分。 これが誇張ではなく、『石華工廠』堀石さんというビスマス職人の手による兄弟石。 このあいだのミネラルショーで買い求めてきたものだ。話のネタになると思い、わたしの持っている古いビスマスを持っていったところ、「…
以前撮って紹介したのはルースだったけれども、こちらは原石。 もう二年以上前のことか…と、過去日記を見てしみじみ。前の写真は垂直の撮影台で撮っているけれども、 構図の自由さから今は水辺の撮影台を使っている。 できれば無反射ガラスの上に石を乗せて…
撮影=D90/Zoom Micro Nikkor ED 70-180mm F4.5-F5.6Dちょっと前、ヨドバシカメラをぷらぷら歩いていたら目に入ったのがこれ。「デジタル耳せん? なんですかなんですかこれ?」と、展示品のイヤホンを耳に入れてスイッチを入れたら、 家電量販店雑踏がスッと消…
Hunzatal Gilgit Pakistan FoV=16mm D600/bellows/EL-NIKKOR 50mm F4(rev) パキスタンよりお越しのジルコンさん。 色は地味で、強い光の下でなくては黒く見える。 しかし結晶の形がすっきりと綺麗なので手に入れた。 ほとんど風化しつつあるもろい母岩にがっ…
夏の夜はどこを歩いても盆踊り大会が開かれている。 とまではいかないけれども、通りがかった公園でお祭りがやっていると、 なんだか無性に嬉しくなって立ち寄ってしまう。子供の頃はあの櫓に登ってみたくてたまらなかった。 果たせるかな夏休みの早朝。 ま…
ブログタイトルでもわかるように、わたしはマクロレンズ好き。 そしてマクロレンズはしっかりかっちり写すため、 無理して明るくせず作るのでF値が暗いのがふつうだ。そのため明るいレンズをあまり持っていない。 せいぜいAF50/1.4の基本レンズくらいだ。し…