台湾旅行のたのしみのひとつに猫様とのふれあいがある。前回台湾旅行も世界6大猫村として名高い侯硐(ホウトン)へ詣でてきた。
今回も一瞬だけ侯硐(ホウトン)へ行けたし、どこかしらで猫様との遭遇もあったので紹介していきたい。
まず宿に猫様がいた。關渡という駅付近のお宿だ。
「いやジジじゃないのか」
とツッコミが入るお名前。わたし黒猫のキキ。
残念ながら滞在中キキ様はずっとダンボール内でグッドスリープ若しくは管理人居住スペースにいて、触れ合うことができなかった。しかし薄目を開けてこちらの存在を確認するサービスをしてくれたのでよし。
猫様のいる宿はそれだけで星5の価値がある。写真を撮らせてくれたら星10。触れ合えたら星∞なのだ。
宿そばの道にも猫様が。
なにか猫相に違和感があると思ったらこちらは虹彩異常の猫様。神秘なる風貌をお持ちの猫様は強力なパワーを持ち住民を見守る。そして住民はお世話をする。それでいい。
今回は宜蘭(イーラン)にあるカバラン蒸留所に行ったあとのワンチャンで侯硐(ホウトン)猫村に行ってきた。もう日も落ちようというところであったが、無人改札には有猫改札があり、侯硐(ホウトン)にやってきたと思わせてくれた。
至近距離での撮影にもこの目線。プロ猫根性がある。
プロなので休んでいる猫もいた。
この駅から広場の打ち下ろしビューを撮ると、必ずどこかに猫様が写っている「猫様を探せ」状態になるので撮るべし。
今回の侯硐(ホウトン)訪問は前回行けなかったトロッコ乗車なのでけれども、そこまでの移動でも猫様の熱い歓迎を…
歓迎を…
受け…
受けた。
なおトロッコは駅から渓谷を渡ったところにあり、猫様はこの人造猫様しか見かけなかった。残念。
トロッコ~? そんな子供だましのアトラクに150元とかマジすか~~???
と思ったけどけっこう面白かった。侯硐(ホウトン)に来たなら乗ってもいいと思う。
トロッコを引っ張るディーゼル機関はメイドイン東京のカトウワークスさんの手によるもの。おおよそ100年前のディーゼル機関がここ台湾で大切にされ現役ということに驚きを禁じえない。
炭鉱に猫様はいなかったけれどもわびさびを感じるトロッコだった。
トロッコから降りると侯硐(ホウトン)は夜だった。猫様がおわす区域は山の斜面に作られた立体的な町。今回は駆け足だったけれども、ここは半日くらいの余裕をもって訪れたいところだ。なにしろ台北から電車でそこそこ遠い。
翌日は烏來(ウーライ)という町の老街。つまり古い町並みのあるエリアを散策していたのだが、ここにもトロッコがある。
侯硐(ホウトン)のディーゼルとは違い電動でそこそこ速い。これはアトラクションというより移動補助であり実用。
トロッコに乗っているとふいにおくつろぎの猫様が!! あーっ猫様シャッターチャンスあーっ一瞬アーッピンボケ!!!!
さらに今度はロープウェイで山頂を目指し「烏來幕府」を見に行く。
正直ロープウェイ乗り場から見る滝が一番よく見えたので、乗るほどではなかった。
また、ロープウェイの先には広大な公園が広がっていて、すべてを見ているとヒザが死ぬくらい階段が多かったのですぐに引き換えして老街で食べ歩きをすることにした。
街といえば猫様でしょう!! と思っていたら第一村猫発見。
猫フェイスをカッカッカッ。
ファンサでの歩み寄り。
そしてゴロンヌと完璧。烏來の猫様1千万兆億満点。
じつはひそかな大望として、烏來の川に入って石ころ拾いをしようと思っていたのだが、進入禁止の看板があったのであえなく撤退。そのとき民家の屋根?にまたもや猫様大発見。
猫様もこちらを大発見。
歩み寄ってのニャー。
猫様のニャーは歩き疲れた膝腰に効く。本当にありがとうございます。
烏來老街でも猫様は大人気のようだ。台湾の皆さまは本当に猫様ラブで嬉しい。今回の台湾旅行は猫に石に酒とわたしにとてもよい旅であった。
===おまけ===
台湾の犬さん。基本ノーリードで自由奔放
そこは危ないよ!!!
[台湾の猫様。とても愛想がよい~]