東京は葛飾区。亀有に突如現れたのは『湘南』の名を関するラーメン屋。
その名も『湘南タンメン』。
湘南のタンメンはいわゆるラーメン屋の野菜が乗ったタンメンとは違い、
あっさりめスープに細麺だけの、非常に繊細なラーメンである。
そんな情報をどこかで耳にしていたので、
たまたま通りがかったところ、ひとまず飛び込んだ。
結論から述べるととてもおいしい!!
通常のタンメンはこの細麺に刻んだタマネギを散らしただけで、
そこにワカメやたまご。パクチーをトッピングし、
ラー油やお酢で好みの味に仕上げる。というもの。
パクチー好きなわたしは通常のタンメン¥500に、
パクチーを¥100でトッピング。
スープは青湯。野菜と鶏ガラで取ってあるのだと思う。
うすにごりのこのスープがじつに滋味あふれる上にさっぱりめ。
わたしはあまりラー油を好まないけれど、ここに自家製のラー油をひとさじ。
お酢を二周くらい回しかけると広角が持ち上がっちゃう具合のおいしさ。
ここにパクチーの清々しい香りが加わるともうたまらない。
初食でたまらずパクチーの追加。
小皿に持ったパクチーには魚粉の一手間があり、心憎い。
熱々のスープにパクチーを落として、スープにしずめてしんなりしたところを、
細いけれどもコシのある麺といっしょに手繰る。
豪華絢爛な味ではないけれど、毎日でも食べられるおいしさがある。
こりゃあ朝食にもいいなあと営業時間を確認したら、
7:00-10:00までのモーニング時間あり。昼から夜は12:00-20:00。
火曜定休とのこと。これはじつに都合がいい。
あくる日。豪華絢爛がどうとかいっておきながら、
タンメンワカメ入りにパクチー二倍、梅干しトッピングというご覧のメニューを頼む。
ワカメがすごくスープに合う。
スープの塩味が存外主張の強いワカメの味をうまく手なづけている。
梅干しはいうまでもなく天性の相方。
やわらかめなので、ちょっとばかり箸で崩して… でも崩しすぎてはダメ。
ほどよく梅干しの濃いところをスープと麺と具材といっしょに食べる。
もはや和食といってもいいくらい、日本人の魂に響くおいしさ。
ごちそうさまでした。
味の濃いラーメン全盛のこの時代において、この『湘南タンメン』は貴重だ。
また来よう。いやすでに三度通って顔を覚えられれたっぽい。
100円のトッピング券を出したところ「こちらはパクチーでよろしいですか?」
という先制攻撃をいただくくらいだ。
またきます。
[↑実はほんの7年くらい前まで、ラーメン好きじゃなかったんです]
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