マクロ☆スタイル

日常に高倍率マクロ撮影。鉱物標本写真/ルース。猫も撮ります。マクロレンズと産業用の変なレンズが多いです

バイクヘルメットインカム『MS-1』(プレ紹介)

BlueRider M1-S set

 

毎年9月のいい時期に友達とツーリングに行くんだけれども、専用インカムがあったほうが安心だろうということで、適当なものを選んで導入した。それがこの『MS-1』。
防水で軽量でデザインがよかったのでこれにした。

[製品情報]
・ 品名:BlueRider M1-S
・ ブルートゥース規格:v4.1
・ ブルートゥース通信プロトコル:HSP、HFP、A2DP、AVRCP、SPP、CVC
・ 運転周波数:2402~2408 MHz
・ 運転距離:500 メートル
・ 運転時間:10時間
・ 本体寸法:86mm x 40mm x 27mm
・ 本体重量:約40g
・ ラッパー寸法:ドライブユニットφ30mm、厚さ4.9mm
・ ラッパーインピーダンス:32Ω
・ ラッパー感度:121 dB
・ ラッパー周波数応答範囲:20-20000Hz
・ 充電ポート:USB Micro-B (一般的なコネクタに改造が必要)

BlueRider M1-S set

ひとまず同梱されていたものは上記ですべて。
わかりにくいけれども、フルフェイス用のピンマイクセット。そして、ジェットヘルメット用のフレキシブルアームマイクの二種類が入っているのが嬉しい。だが、それを接続する2.5mmオーディオピンから本体ミニUSB-B(充電とは別ポート)という、特殊なケーブルはひとつしかないので大事に使いたい。

中国や台湾の防水モノによくあるのだけれども、Androidの充電やデータ転送に使うマイクロUSBの間口がちょっと特殊だ。

BlueRider M1-S set

左が一般的なマイクロUSB-B。真ん中がMS-1でできるようコネクタ部分を削り落としたもの。一番右が純正のUSBだ。


BlueRider M1-S set

通常よりも根本がこのように薄い。防水にしているため、MS-1の充電ポートはかなりタイトに作られている。そのぶん純正USBで充電すると隙間なくフィットする。なお、純正ケーブルは1mあるので、なんとかヘルメットにつけたままポケットに入れたモバイルバッテリーで充電できるくらいの長さがある。

BlueRider M1-S set

削ったUSBではこのように防水効果を期待するのは厳しい。加工技術に自信があれば、ぜひ純正のジャストフィット感に迫っていただきたく。

BlueRider M1-S set

これがすべてのケーブルを装着した状態。充電中は「MS-1」の部分が赤く光る。真ん中のオーディオケーブルはBluetoothのついていない機器に接続するためのものなので、通常はほとんど使わないだろう。

BlueRider M1-S set

驚いたのがヘルメットとMS-1を固定するためのマジックテープ。これは3Mの「デュアルロック」という新しい面ファスナーなのだけれども、通常のマジックテープのようにオスメスがない。しかも毛羽立ちしないので耐久性に優れる。使い心地はマジックテープというより極小のスナップボタンという具合いだ。

 

BlueRider M1-S set

本体側には出荷時からデュアルロックが貼ってある。三分の一ほどがシリアルナンバーなどの記載情報シールがあるのでくっつかない。ここが空いていると不安なので、いずれ全面にデュアルロックを貼り付けたい。

 

BlueRider M1-S set

インカムはヘルメットの左側につける。右側にすると操作時にスロットルと前ブレーキを一瞬離さなくてはならない。取り付けるときはヘルメット側の油分をよく拭き取ってからがお約束。

 

BlueRider M1-S set

マジックテープだけで固定するのは不安。という人も多いだろうが「デュアルロック」は抜群に固定力がある。MS-1の本体が40gという軽さもあり、高速走行のときでも外れたりしなかった。
ただし、走行中に操作するときなどはポロッと外れてしまうことが一度あった。これはまだわたしの扱いが不慣れで、ボタン操作時にグローブを当ててしまったからだ。
幸いマイク接続のケーブルが命綱代わりとなり、ヘルメットからいきなり落下する自体は避けられた。慌てず冷静に押し付ければ再固定も簡単だ。

BlueRider M1-S set

マイクは内装の内側。耳のところに両面で貼り付ける。
音は想像以上にクリアーで高速道路走行中でも聞き取りに困ることはなかった。

BlueRider M1-S set

本体からのケーブルを内装の裏に這わせてこんな具合いに。ピンマイクはブレスガードの裏に貼り付けた。友達と一度だけ通話チェックをしただけだが、マイクの具合いも良好だ。通話距離が500mというのがやや不安だけれども、これは実際ツーリングをしないと評価しにくい。

というわけで、ペアリングと通話テストだけは済ませているけれど、まだツーリングでの使用はしていない。使った感じでは頼りになりそうな具合いだったけれども、実際に現場使用してのインプレはまた後日。

防水ではあるものの、ツーリングで雨は一番の敵だ。当日の晴れを今から祈っておこう。

なお、Amazonで買うときは『Enklov』という販売店で買ったほうがいいようだ。他に『FODSPORTS』という販売店もあるけれど、音声案内やマニュアルが英語のみという話なので。わたしは『Enklov』で購入したら、音声もマニュアルも日本語版でした。(アップデートすると英語のみになるという話もあるので注意)

・2020年8月13日追記

『FODSPORTS』も日本語版のマニュアルや音声に対応したとのこと。『Enklov』が消滅したのでリンク変更。
あれから二年ほど本製品を使っているが、大きな不具合なく使えている。「OKグーグル」からの音声認識が、防風のつけ具合がよくないせいか、特定の相手に電話し続けるという現象に悩まされているくらいだ。

 

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[↑中華モノはすぐにバージョンアップしてマニュアルや情報が追いつかないという印象]