銚子あたりにソロツーリング - マクロ☆スタイル

今日は天気がいいのでツーリングに行こう。だいたい銚子らへんでおいしいお魚を食べよう。行けたら海も見よう。温泉もあるっぽいぞ。くらいの気持ちでGoogle Mapを開き、それっぽい場所あたりにマーカーを置いたら出発だ。

そろそろ銚子あたりだというところで味わい深い踏切があったので思わず撮影。
バイク乗りは風景に自分のバイクを写すのが習いだというのでわたしもそうする。出先にダンボーを連れて行って撮影するのと同じ感覚だな。

はてこの線路は何線なんだろう? 近くに駅が目視できるので、行ってみよまい。

総武本線「猿田駅」でした。えっ、これって東京で走ってる「総武線」の「本線」なんですか!? こっちのほうが元祖なのかな。無人駅なんてひさしぶりに見た。

ここでGoogleで温泉などを調べると、近くに『飯岡温泉グロリア九十九里浜』というホテルがあり、そこで温泉だけ使わせてもらえるようだ。黒いお湯で植物由来の泉質で「モール泉」というものらしい。ほー! それは楽しみだ。

午前11時ちょいころに到着。しかし日帰り入浴は午後3～8時までのご利用にて無事合掌。わたしがよく調べもせず何も考えずやってきたらいけないんです… ちゃんとHPに書いてあったのに…

強い心で「九十九里ビーチライン」を流す。さすがに四時間は待てない。すると車両のまま砂浜に出られる道があり、これは楽しそうだと吸い込まれてみる。

今日はたまたま温かいけど、3月のはじめだというのにサーファーたちがキャッキャウフフと遊んでいた。砂浜まで直接車で乗り付けて、そのまま海にザブーンといける海水浴場なのだろう。この湾岸ぞいにはこうしたビーチがいくつかあるようだ。

旅半ばで散ったため、能登半島の「千里浜なぎさドライブウェイ」で味わえなかった砂浜ライディングをちょっとだけ楽しめた。記念撮影も忘れずに。これはあちこち砂を噛んだりサビたりしそうで怖いところだ! 一度走ればもういいかな。

しかし海バックでの撮影は楽しいな。オフ車の1速でガンガン走ったらまた違った楽しさがありそうだ。

「九十九里ビーチライン」ぞいの『季節料理勘兵衛』という店に吸い込まれる。一度通り過ぎてUターンして戻ってきたのは猫様の姿がチラ見えたからだ。触らせてはくれない猫様であったが、ここまでの接近を許されたので一枚。

これは銚子の海で取れたおさかなを食べて育った顔してますわァ(超適当)。

もう一匹いたんだけれども、ロードバイクがギャギャっと停まったために驚いてどこかに消えてしまった。ｸﾞｷﾞｷﾞ

窓際で自分のバイクを眺めながら料理を待つ至福。

ちょっと奮発して「マコガレイの煮付け定食」をいただき。一匹まるまるのマコガレイで卵巣らしきものが入ってたけど肝は見当たらなかった。残念。しかしこの身の厚さの食べごたえと、上品な白身にこってり甘めのタレで煮付けたものはなかなか味わえないぞ。皮目のねっとりしたゼラチン質もまたとてもよし。これは日本酒が飲みたいなあ…

ここのお魚は地元の漁港で仕入れたものだという。キンメの煮付けや海鮮丼もおいしそうだった。魚介を端からもってこい的な気持ちになりつつごちそうさまでした。

地のもので腹も膨れたし、日があるうちに帰ろう。東京へ向かう京葉道路は17時あたりから大渋滞になる。下道をうろうろしながら高速も使い、まったりと地元にたどり着き、行きつけのスーパー銭湯で汗を流して無事帰宅。温泉旅行は下調べが大事だなあと思いつつ、いつでも安定のスーパー銭湯に圧倒的感謝。